愛される彼女６ (ページ37)

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俺の横を通り抜けてそっちへと走って行くA

なんとなく寂しくて←、その後を俺もついて行く

YH「ん？ああ、A！」

「お疲れさまです…」

DH「A、お疲れ！久しぶりだね！」

「ドンへオッパ！久しぶり…」

なんだか珍しくモジモジしてるA

ん？なんだ…？

「あ、オッパ…えっと…」

YH「…うん、俺も会いたかったよ＾＾」

「！…うん」

ヒョンの服の袖を掴んで俯くA

な、何それ、俺そんな可愛いA初めて見たんだけど//！ま、まあそりゃあ出会ってまだ一ヶ月だけど…

YH「デビューの日にち決まったんだって？あ、向こうにジェジュンもいるね、行く？」

「うん＾＾」

その後も久しぶりに仲の良いメンバーが集まったからか、事務所では軽くご飯会のようなものが始まった

その間も、Aはずっとユノヒョンの後をトコトコと追っていて、それに気付いたユノヒョンは優しそうな目で彼女を見つめて、肩を抱いて、恥ずかしそうに笑う彼女の話を隣で聞いてあげていた

DH「いいよな～」

KH「ヘ？」

隣にいたドンへヒョンがぼそりと言った

目線の先は俺と同じ所…

DH「Aはさ、昔からユノヒョンにいつもくっついてるんだ」

KH「そうなんですか…」

DH「A、最初なかなか友だちが出来なかったみたいで…前はもっと人見知りだったから」

KH「え、そうなんですか」

社交的な子かと思ったけど…

DH「それに気付いたのがユノヒョンやジェジュンヒョンで、練習生も同期だから仲が良いんだ」

KH「へえ…」

DH「俺も同期なんだけど…あそこは特別…ヒョンたちはAが何が言いたいのかすぐに分かるんだよ」

"えっと…"

"…うん、俺も会いたかったよ"

KH「なるほど…」

DH「Aはユノヒョンのことすごく尊敬してて、ダンスも好きだし、ダンスのクラスもヒョンと同じになるためにすっごく練習したんだ」

KH「ユノヒョンと同じ！？」

DH「知らなかった？Aは一時期、男子クラスで踊ってたんだよ(笑)」

そ、そりゃあ上手いわけだ；

DH「いつもああしてるから、皆からはカルガモカップルって呼ばれてる(笑)」

KH「カルガモ(笑)」

まあたしかに、ヒョンの後をちょこちょこ追いかけてる姿はそのまんまだな(笑)

DH「久しぶりに会ったし、寂しかったんじゃないかな…」

ドンへヒョンだって、俺よりはずっと彼女のこと分かってあげてる人じゃないかって思ったら、それも羨ましく思った