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JJ「なんだ、この部屋空いてるじゃん」
「あの…」
JJ「ほら、Aも座りなよ」
名前を…
名前を呼んでくれてる…
JJ「ああ…ごめん…名前あってるよね？」
「はい…」
JJ「…実はさ、Aに話しかけようと思ってタイミング探してたんだ…だから困ってる君を見てラッキー！って思って＾＾って…格好わるいね(笑)」
「…なんで」
JJ「ん？あ、いやさ、こないだダンスレッスンでAのこと見てさ！センスあるなって思って…何かやってたの？」
「あ…」
何か言わなきゃいけない
そう思う時ほど、言葉が上手く出てこない
どうしよう…どうしよう…
せっかく、こんなに普通に、普通のことを話してくれてるのに
どうしたら…
JJ「あ！ごめん、早口だった？えっと…ダンス、どこかで、やってましたか？」
「わ……わた、し…」
JJ「うん…」
待ってくれてる
この人は、私の言葉を待ってくれてるんだ…
JJ「…大丈夫だよ…泣かないで？…ごめん、俺が日本語を話せればよかったんだけど」
今まで堰き止められていた涙がやっと溢れたようで、
止めたいのに止まらなかった
日本語を話せれば、と少し早口になった彼の言葉も聞き取って
ああ、この人の前では泣いても大丈夫なのかもしれないと思うと同時に
この人には絶対に嫌われたくないと強く願った
「だんすは、やってない、です……っ」
JJ「！……そっか、でも…」
「でも！！」
JJ「！」
「おど、…おどるのは、とてもたのしいです…っ」
伝わっただろうか…
JJ「…うん、素敵だよ」
「…！」
JJ「とっても素敵だったから、君と話したいと思ったんだ」
伝わった気持ちを、伝わったと分かるように話してくれる
彼の声は、とてもとても優しかった
JJ「そうだ、俺名前言ってなかったよね？ジェジュン、キムジェジュンです」
「しっています…キムジェジュンさん…」
JJ「え、本当？嬉しいな」
飲み物を飲むように勧められて、
その間彼は私にいろんな質問をしてくれた
最初は緊張していた私も、彼の人懐こい雰囲気に徐々に落ち着いて返すことができるようになった
日も落ちてきた頃、
JJ「もう遅いから帰ろう、オッパが送るよ」
「お、…」
JJ「うん？」
「はい…ジェジュンオッパ…」
JJ「＾＾」
初めて、私のオッパになってくれた人
私はこの日、この人に救われたことを一生感謝してる
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ルル(プロフ) - wakaさん» 読んで頂いてありがとうございます！ (5月26日 22時) (
レス) id: 9ec4afd1ba (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - みんははさん» カムバの余韻に浸ってたら、あっという間でしたー、、、読んでいただきありがとうございます！ (5月26日 22時) (レス) id: 9ec4afd1ba (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 更新ありがとう！！！嬉しくて速攻読んだわ😂 (5月25日 8時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
みんはは(プロフ) - 更新ありがとうございます！カイくんは本当に突然だったのでいろいろとショックでした。社会服務要員といえば即ヒチョルが浮かぶくらいにインパクトあったなぁ…（遠い目）続き楽しみにしていますね(^^) (5月25日 6時) (レス) id: bf5897c69c (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - みみさん» はじめまして！私もドンヘさん好きなのでついつい話が多めになっちゃいます(笑)楽しんで頂けたようで嬉しいです！ (2023年3月31日 3時) (レス) @page27 id: 9ec4afd1ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル
| 作成日時：2019年8月10日 21時
