8 LK ページ8
「ハニは?」
SM「チャンビニヒョンに連れてかれた(笑)」
「そっか(笑) 本当、昨日ハニはどうしてあんなに騒いでたんだろう」
コーヒーを飲みながら、Aが苦笑いする
この子は未だに、メンバーの中で自分がどれぐらい影響力を持っているか理解出来て無い
それでいて時々、メンバーたちに対しておかしな態度や行動をとったりするもんだから、皆して振り回されている
ハニなんか諸にそれにハマっている
要は、人たらし
SM「Aヌナだからでしょ、これがチャニヒョンだったらハニも騒がないよ」
BC「こら、傷つく(笑) A、今日目的地まで長いらしいから休みなよ。俺等も適当にするから」
「ありがとうオッパ、眠れたらそうするね」
それからしばらくAは眠らずに、スンミンと最近行った食堂が良かったとかなんとか、そんな話を二人でしていて
ヒョンと俺は各々イヤフォンで音楽を聞いていたけれど
LK「…」
「…」
窓の外を見ていたら、自分の肩に小さな重みが落ちてきた
ふわっと優しい香りがして、見なくともAが眠りに落ちたんだろうと分かる
同時に変な視線を感じて、顔を向けると前の席の二人がにやにやとこちらを見ていた
「何?」と小声で聞くとヒョンは一層にやにやした
BC「やっぱりリノはAの扱いが上手いよね、実際猫飼ってるからなの?」
LK「何すか、それ。こいつも何で勝手に寄っかかるかな、あっちにスペースあるじゃん」
BC「と言いつつも押し返さないなんて優しいよね〜(笑)」
LK「…チャニヒョン^^」
BC「冗談だってば;」
Aが移動車では眠ることが珍しいので、二人とも過剰に反応しているわけだ
何かあるかもと気が抜けないし、車の移動だと直ぐに起きないといけない場合が多いからだと、前に本人が言っていた
女性メンバーだし、気にすることが多いんだろう
SM「ね、だから言ったでしょ?」
LK「ん?」
SM「限界来たときのヌナ、大抵ヒョンの隣だと安心するのかぐーぐー寝るから」
"だからリノヒョンがいいと思うよ"
"…スンミナにそう思われてるの恥ずかしい"
こういうとこだよ、本当に…
BC「俺の隣でも眠るじゃん」
SM「ヒョンはその後に嬉しくてはしゃいで嫌がられるじゃないですか。だからリノヒョンがいいの」
BC「え、あれ嫌がってたの!?」
まぁ
今日ばかりはこの子犬を褒めてもいいか
小声で言い合う二人を他所に、すぐそばの寝顔を見てそんなことを思った
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ルル(プロフ) - 舞桜さん» お久しぶりです。こちらも読んで頂きありがとうございます!楽しいお話更新出来るように頑張ります! (1月25日 8時) (レス) id: 9ec4afd1ba (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - お久しぶりです。スキズくん達の私の推しはヒョンジュンです。是非絡みをー (1月25日 0時) (レス) @page9 id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルル | 作成日時:2024年1月24日 23時