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HN「Aヌナ」
「…」
HN「やっぱまだ怒ってる？」
「んー…」
HN「だって無理、僕本当に耐えられないと思う」
「耐えられるよ(笑)」
大好きな人が側にいるのに、話しかけることも出来なくて、触れることも出来ないなんて
Aヌナは「しょうがない子だなぁ」って笑っているけど、僕は冗談で言ってるわけじゃないんだ
HN「今日ここで寝るよ？」
「うん」
HN「明日話しかけていい？」
「だめ」
HN「おはようって言うのも？」
「もう寝よう」
HN「…」
「…今回だけね」
HN「！…本当！？」
「やー、静かに」
HN「あ、ごめん；…じゃあ明日も普通にしていい？」
「うん」
HN「ぎゅってして、側にいてもいい？」
「ジソンア」
HN「はい；」
あれ、違った；？
落ち着いたトーンの声に腕を緩めると、ヌナがこちらに向き直る
「あのね…んー…いつも私にかまってくれるのは嬉しいよ」
HN「それで今日怒られたんだけど；」
「…今日は周りの皆にも気を使わせてしまったのも分かってる？二人きりならいいけど、スタッフも皆でいる空間なのに。いつもそんなことしない子なのにどうしたのよ」
HN「あ…」
様子を見てたイエナ達や、部屋を出ていったスンミンを思い出して
戻ってきて僕の話を聞いてくれたチャニヒョンにお礼もごめんなさいも、何も言ってないことに気付く
「…ジソンはヌナを心配して部屋まで送り届けてくれる優しい子だって分かってるよ」
HN「！……うん」
「皆が大変な時には寄り添って肩を貸してあげられる…そういう人でしょう？だから…私のことくらいで騒いだりしないで(笑)」
ヌナの声が優しくなって、手を伸ばして僕の頭を撫でてくれる
何故ヌナが怒っていたのか、周りが見えてなかったことに今更気付いて
小さな声で「ごめんなさい」と謝ると「うん、おばか」と笑いながら頬を小さくつねられた
「私も大人げ無かったね」
HN「ヌナは悪くないよ…はぁ…なんか僕、ヌナのことになると周りが見えなくなっちゃうんだよ」
「うん(笑)何なの(笑)？」
HN「分かんない(笑)」
「(笑)…また、眠い時は肩貸してくれる＾＾？」
HN「！…うん！絶対！」
優しいヌナに甘えて思い切り抱きしめたその夜
情けなく駄々をこねずとも、ヌナが自然と頼れるような人
そんな男になろうと密かに誓った
だけどね
『私のことくらいで』なんて言わないでよ
僕にとってそれくらい特別な人なんだよ、ヌナ
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ルル(プロフ) - 舞桜さん» お久しぶりです。こちらも読んで頂きありがとうございます！楽しいお話更新出来るように頑張ります！ (1月25日 8時) (
レス) id: 9ec4afd1ba (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - お久しぶりです。スキズくん達の私の推しはヒョンジュンです。是非絡みをー (1月25日 0時) (レス) @page9 id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル
| 作成日時：2024年1月24日 23時
