検索窓
今日:13 hit、昨日:65 hit、合計:30,148 hit

2 HJ ページ17

出番のために皆が控室を出ていくとき

くいっと後ろから引っ張られる



HJ「…うん?」


「ヒョンジナ」


HJ「どしたの?何か落とし物した?探すの手伝う?」


「……え、私、小さい子ども?」


HJ「…(笑) それで、どうしたの?早く行かないと」


「手出して」


HJ「?…はい」



Aヌナは俺の後ろのドアをちらっと見た

皆が出ていったのを確認したみたいだ

それから…



「これあげる」


HJ「…へ?」



手のひらに乗せられたのは、一粒の小さなチョコレート

いかにも子ども向けの可愛いキャラクターの包みに、「LOVE」なんて書かれてある



「ハッピーホワイトデー^^?」


HJ「……ぶはっ(笑)!Aヌナ、まさかこれで済まそうって…」


BC「おーい、二人、置いてくよ〜」


「今行くー!」



チョコを乗せた俺の手を隠すように引っ張ったAヌナ

それも含めて全部が可笑しい(笑)

これ貰ったの見られたところで、他のメンバーに何か言われることもないだろうに…



HJ「あの小さい鞄にこれが入ってたんですか(笑)?」


「うん、ヒョンジンにあげようと思って昨日準備しといたの」


HJ「絶対嘘じゃん(笑)!これヌナがよく移動中食べてるの見るもん(笑)!」


「(笑)」



はぁ…本当に変な人だな(笑)

だけど、俺のテンションが上がったことには間違いなくて

期待してたのに…とかそんな気持ちもどっかに行っちゃうくらい笑えるし

…うん、面白い(笑)

本当に、ヌナは俺をよく分かってるのかも



.



.



CB「うお!!!」


HN「ヒョン、何騒いで……うわ!!!」


FX「わぁ!Aヌナ…」



出番が終わって、雑誌のインタビューがあるとかで先に控室に戻らされたAヌナ

後から戻ってきた俺達がドアを開けると

甘い香りのするチョコレートケーキが用意されていた

そして恐らくちょっと得意気なヌナの顔



SM「え、ヌナの手作り?このホールケーキ二つも?」


IN「わ、明日は大雪?」


「イエニがひどいこと言う…」


IN「冗談だよ〜(笑)ありがとう、ヌナ」


「花束も。皆に一つずつね」


BC「うわ!え?ね、ね!写真撮ろう!写真!え、とりあえずAハグしていい?いや、とにかく写真!」


LK「ヒョン、一回落ち着いて下さい」



っていうか…



HJ「ヌナ…いつ用意したの?そんな時間…」


「んー^^」



周りのスタッフをチラッと見ると

徹夜してたっぽいって教えてくれる

だからあんなに眠そうだったのか…

3 HJ→←一粒の真心 HJ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
262人がお気に入り
設定タグ:StrayKids , straykids , スキズ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ルル(プロフ) - 舞桜さん» お久しぶりです。こちらも読んで頂きありがとうございます!楽しいお話更新出来るように頑張ります! (1月25日 8時) (レス) id: 9ec4afd1ba (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - お久しぶりです。スキズくん達の私の推しはヒョンジュンです。是非絡みをー (1月25日 0時) (レス) @page9 id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルル | 作成日時:2024年1月24日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。