2 HJ ページ17
出番のために皆が控室を出ていくとき
くいっと後ろから引っ張られる
HJ「…うん?」
「ヒョンジナ」
HJ「どしたの?何か落とし物した?探すの手伝う?」
「……え、私、小さい子ども?」
HJ「…(笑) それで、どうしたの?早く行かないと」
「手出して」
HJ「?…はい」
Aヌナは俺の後ろのドアをちらっと見た
皆が出ていったのを確認したみたいだ
それから…
「これあげる」
HJ「…へ?」
手のひらに乗せられたのは、一粒の小さなチョコレート
いかにも子ども向けの可愛いキャラクターの包みに、「LOVE」なんて書かれてある
「ハッピーホワイトデー^^?」
HJ「……ぶはっ(笑)!Aヌナ、まさかこれで済まそうって…」
BC「おーい、二人、置いてくよ〜」
「今行くー!」
チョコを乗せた俺の手を隠すように引っ張ったAヌナ
それも含めて全部が可笑しい(笑)
これ貰ったの見られたところで、他のメンバーに何か言われることもないだろうに…
HJ「あの小さい鞄にこれが入ってたんですか(笑)?」
「うん、ヒョンジンにあげようと思って昨日準備しといたの」
HJ「絶対嘘じゃん(笑)!これヌナがよく移動中食べてるの見るもん(笑)!」
「(笑)」
はぁ…本当に変な人だな(笑)
だけど、俺のテンションが上がったことには間違いなくて
期待してたのに…とかそんな気持ちもどっかに行っちゃうくらい笑えるし
…うん、面白い(笑)
本当に、ヌナは俺をよく分かってるのかも
.
.
CB「うお!!!」
HN「ヒョン、何騒いで……うわ!!!」
FX「わぁ!Aヌナ…」
出番が終わって、雑誌のインタビューがあるとかで先に控室に戻らされたAヌナ
後から戻ってきた俺達がドアを開けると
甘い香りのするチョコレートケーキが用意されていた
そして恐らくちょっと得意気なヌナの顔
SM「え、ヌナの手作り?このホールケーキ二つも?」
IN「わ、明日は大雪?」
「イエニがひどいこと言う…」
IN「冗談だよ〜(笑)ありがとう、ヌナ」
「花束も。皆に一つずつね」
BC「うわ!え?ね、ね!写真撮ろう!写真!え、とりあえずAハグしていい?いや、とにかく写真!」
LK「ヒョン、一回落ち着いて下さい」
っていうか…
HJ「ヌナ…いつ用意したの?そんな時間…」
「んー^^」
周りのスタッフをチラッと見ると
徹夜してたっぽいって教えてくれる
だからあんなに眠そうだったのか…
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ルル(プロフ) - 舞桜さん» お久しぶりです。こちらも読んで頂きありがとうございます!楽しいお話更新出来るように頑張ります! (1月25日 8時) (レス) id: 9ec4afd1ba (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - お久しぶりです。スキズくん達の私の推しはヒョンジュンです。是非絡みをー (1月25日 0時) (レス) @page9 id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルル | 作成日時:2024年1月24日 23時