戻れるのなら戻りたい (ページ9)

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翌日

これでもかってくらいダルい身体を起こして大学へ向かう

昨日の雨はなんだったのかと思うほどの快晴ぶりに少しイラッとした

ユイサ「あ！Aやっほー！」

『ん！おはよー！』

「2日連続で会うこと中々無いよね」

『そうだね(笑)』

「なんかあった？」

『無いって言ったら嘘になる、かな？』

「大丈夫？」

『全然！大したことじゃないよ』

「お昼一緒に食べよ？」

『うん、ありがと』

「よし、お互い頑張ろ」

いつもなら相談とかしたりしないけど、あんな世界を教えてくれたのもユイサだし相談する意味はあるかなと思って話すことにした。

お昼休み

ユイサ「私野菜炒めにするけどAは？」

『タコライスにする』

多分気を使って端の席に座ってくれた

「もしかしてあの後なんかあった？」

『うん、なんかね...』

全部話した

途中、何か意味ありげな表情をしてたけど頷きながら全部聞いてくれた

「あのね、」

「Aがそのオタクに言われたって話は掲示板のことだと思う」

『え？』

「ちょっと待って」

そう言ってスマホを取り出した

「これなんだけど...」

『えっ』

『書かれてるって言うのは掲示板に書かれてるってこと？』

「...多分」

『なんで私の名前？』

衝撃すぎて頭がパンクしそうだった