戻れるのなら戻りたい (ページ39)

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｢ありがとうございましたー！｣

ユイサ「Aのファンサの貰い方えぐくない？｣

「私もおこぼれ貰ってるけどさ笑｣

「どーしよっかな、チェキ行くべきかな｣

『記念に行ったら？』

「そうするか！」

「もうこの現場来るの最後な気がするし｣

『寂しいなぁ笑』

「どこだっけ？こっちか｣

『忘れてるじゃん笑』

「だって何ヶ月ぶりよ笑｣

『それもそっか』

「じゃあまた連絡する！｣

チェキに並んでる人ってほとんど顔覚えちゃっていつも気まずいけど今並んでる人は見たことない人ばっかり。

スカイくんいつも頑張ってて凄いなって思う反面、明日の約束とか普通に通話してたこととかを思い出して変な汗が出てくる。

スタッフ「どうぞー｣

スカイ「来てくれたんや、久々やな｣

『うん、友達と行こうって話になって』

「なるほどな、びっくりしたわ笑｣

『ごめん笑』

「なにする？｣

『うーん、向き合う？』

「...よっしゃ分かった｣

なぜか気合いの入ってるスカイくんにめちゃくちゃ見つめられる。

シャッター音が鳴った後もほっぺをいじられたり頭を撫でられてる。

「えー、全然やん笑｣

スカイくんの圧倒的な攻撃にどこか慣れ始めてる自分がいる(笑)

『ありがと笑』

「なんか負けた感あるんやけど笑」

ハグされながらゴソゴソと小指を絡められる。

スカイくんの顔を見てみると伏し目でちょっと笑ってる？

多分明日のことだと思うんだけど、どうゆう感情なのかは分からない

「またな？｣

『うん！』

いつもより口角ゆるゆるのスカイくんに手を振ってブースを出た。

ユイサ「最近どう？バイトとか｣

ユイサと合流した後、もうちょっとゆっくりしてから帰ろうって話になってカフェにいる。

『ぼちぼちかな、そこまでシフト入れる気にはならない笑』

「なるほどねー、私も週3ぐらいだしまじで会わないよね｣

「もうそろ春休みかぁ｣

『もう3年生だよ』

「やばいよ、早すぎる｣

そんなこんな色々喋って、ユイサも明日朝から予定あるみたいだから解散した。

ふとスマホを見てみると"来てくれてありがとう"とスカイくんから連絡がきてたから返信する

明日なに着ていこう…

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