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1人になるとやっぱり緊張する…
1分ぐらい話せるって言ってたけど既に頭が回ってない
スタッフ「次の方どうぞ」
スカイ「Aちゃん！初めまして！」
『えっ』
突然名前を呼ばれるもんだからびっくりした
そうか、ユイサが言っといてくれたんだ
「ポーズどうする？」
「無難にハートとかにする？」
『っはい、』
ﾊﾟｼｬ
「かわいい(笑)」
「ライブどうやった？」
『めっちゃかっこよかったです』
「嬉しいなぁ、そのあと俺を選んでくれたん？」
心臓がバックバクで頷くことしかできない。
「やば、めっちゃ嬉しい」
「また来てな？会いたい」
首振り人形みたいにコクコクしてる私に優しく話してくれる。
『っえ』
突然、小指を絡められた。
驚きすぎて変な声出た気がする。
「ははっ、反応かわい」
「初めての人限定でスマホでも写真取れるんやけど撮っていい？」
頷きながら鞄を漁るもスマホが無い
「あれ？無い？」
「ポッケの中とかは？」
『アッッ』
あった。
めちゃくちゃ笑われているけど、とりあえずカメラを開いてスカイくんに渡す
「いくで、ハイチーズ」
え？
なにが起こったのか理解できないまま撮った写真を見てみる
映っているのはキラキラした笑顔のスカイくんと、スカイくんにほっぺを摘まれている私。
絶対顔赤いじゃん。もうやだ。
スカイくんを見上げてみると満足そうに笑っている。
スタッフ「お時間でーす」
スカイ「ありがとうな」
お別れのハイタッチ
かと思ったら、指を絡められて恋人繋ぎ状態
なんで？？？
「じゃあ、またな？」
ヨタつきながらブースを出る。
普段使うことのない部分の体力を根こそぎ持ってかれた。
ユイサ「wwwww」
『やばいね』
「何したの(笑)」
『いやもう色々と...』
「やり手だなぁ(笑)｣
「チェキ見せてよ！」
さっきスカイくんから受け取ったチェキを渡す
数秒前の出来事を思い出して、照れくさくて笑ってしまう
「めっちゃいいじゃん！可愛い！」
「私向こう並ぶけどAどうする？」
『なんか時間潰せるとこあるかな？』
「向かいのスタバとか？」
『じゃあ待ってる！』
「結構時間かかると思うけどいい？」
『全然！一人暮らしだし時間気にしないから』
「そっか！じゃあ行ってくるね！」
『楽しんできてね！』
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作成日時：2023年8月29日 23時
