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それからは週1か2回出勤している
元のバイト先は週1しか入れなくなったけど掛け持ちにはちょうどいいのでそのまま続けることにした
A今日ライブ行く?
ユイサごめん!
ユイサ今日別のとこ行く
Aりょうかい!
ユイサは前に見せてくれた金髪の人にハマってるらしい
一緒にライブに行くことは減ったけど私は変わらずスカイくんが好きだから1人で会いに行ってる。
ライブは元気をもらえるし、スカイくんと話すのはめっちゃ癒される。
昨日スカイくんに会ったから頑張ろう、明日会えるから頑張ろうって勉強やバイトのモチベーションになるから、私にとってすごく偉大な存在だ。
そんなスカイくんに今日も会いにきた。
スカイ「ん！今日もありがとうな！｣
『今日のライブめっちゃかっこよかった！』
「ほんま？嬉しい｣
「今日おまかせでいい？｣
『ん？いいよ？』
スカイくんが人差し指を唇にあてる
静かにしてってこと？
ﾊﾟｼｬ
「おーい｣
「Aちゃーん？笑｣
『え』
「魂どっか行ってたで笑｣
「はいっこれ｣
渡されたチェキにはスカイくんの指を挟んでチューしてるみたいなスカイくんと自分が写ってる。
え？思いっきり当たった気がするんだけど
もう一度よく見てみると、スカイくんの顔が真横じゃなくて少しカメラの方に傾いてるから多分当たってる。
「どんだけ見るねん笑｣
『ちょっとびっくりしたから...』
「嫌やった？｣
『ううん』
「よかった｣
こんな事他の子にもするのか気になったけど、そうだよって言われたら気まずいからやめた。
そしてなぜか今潰れそうなぐらいキツくハグされてる。
「あ、苦しかった？｣
『ううん、いい匂いだった笑』
「ははっ｣
なにかを思い出したかのように「あ、」と呟いたスカイくん
デニムのポケットをゴソゴソして出てきたのは小さなスプレーボトル
「俺の香水｣
「たまたま入っとった笑 つけていい？｣
『え！いいの？』
返答の前に首筋にプシュッと吹かれた。
『わ、スカイくんだ』
「めっちゃええ匂いやろ？お気に入りやねん｣
スタッフ「お時間でーす｣
『ありがとう！またね！』
「またな！｣
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作成日時：2023年8月29日 23時
