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他にも色々話して最後にデザートを頼む
そのタイミングに合わせてプレゼントを渡した
何にするか迷った結果、ユイサはいつも良い匂いで香水をコロコロ変えるイメージだから香水にした
ユイサ「え、ありがとう！｣
「開けていい？｣
『もちろん！』
「香水？めっちゃ可愛い！｣
『そう！ユイサいつも良い匂いするから』
「ありがとう！つけていい？｣
『うん！逆にいいの？』
「いや今日つけ忘れたの(笑)｣
『うそ！でも言われてみれば匂いしないかも』
楽しい気持ちのままお店を出る
『この後どうする？』
「えー、まだ帰りたくない」
『夜景でも見に行く？』
「いいじゃん！行こ！｣
そんなこんなで結構遅くまで遊び尽くした
『まって結構終電やばい』
「ガチじゃん、走るよ！｣
全力で走ってギリギリ間に合った
「しぬ｣
『ヒール履いてこなくて良かった(笑)』
「間違いない」
いつもと違って同じ電車でお互い最寄りまで行けるから喋りながら電車に揺られる
だいぶ人が降りて空いてきた頃にユイサが言った
「え、あれスカイじゃない？｣
『え？』
「ほらあの寝てる人、オールブラックの」
『え！ほんとだ』
すごい偶然って思ったけど、よく考えたら少し前まで同じ空間にいたわけで終電まで遊んで帰るのは案外普通かもしれない。
それにしても同じ車両ってだけで凄いか
「どこで降りるんだろ、ずっと寝てるよね？｣
『確かに』
腕組んで寝てるだけなのに様になるな、かっこいいな、って思ってたら
「声掛けちゃおうよ！｣
『本気で言ってる？』
「だってこれ終電だよ？乗り過ごしたら最悪じゃん｣
『そうだけど』
「ほら行くよ！｣
『いや待ってって』
ユイサ「すいませーん｣
スカイ「え、あ、はい」
スカイ「どうされました、って｣
スカイ「っえ？｣
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作成日時：2023年8月29日 23時
