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｢っ…お、終わった…｣
絶対この映画2時間じゃない。
体感5時間くらいだったホラー映画も、やっとエンドロールが流れ始め、大悟さんも部屋の電気を付けてくれた。
｢すごい怖がっとったな｣
｢ホラー大嫌いなので｣
少し嫌味ったらしく言うと、大悟さんはふっと笑って口を開いた。
｢でも楽しかったけどな｣
｢そりゃ、私の反応見てたら楽しいでしょうね｣
｢いや、Aと見れたから楽しかったで｣
思考が止まる。
…私と、映画、見れてよかった…？
私の中で大悟さんに期待する思いが出てきた。
いやいや、まさか…と思いつつも、少しの希望を抱いてしまって大悟さんに聞いた。
｢それは、どういう意味ですか…？｣
そう聞くと、大悟さんの手が私の髪に伸びた。
大悟さんとの距離が近くなる。
｢ワシがお前を好いとるっちゅうこと｣
｢……へ、｣
心臓の鼓動が早くなる。
テレビや飲み会で見る笑顔とは違い、とても大人で妖艶な大悟さんの笑みに釘付けになる。
｢う、嘘…｣
｢嘘なんて言わんわ笑｣
___なぁ、ワシの女になってくれんか？
男くさい告白だった。
嬉しくて、ゆっくりと首を縦に振りながら｢は、い｣と言えば
私の髪を撫でていた大悟さんの手が後頭部に回ってぐっと引き寄せられた。
そのまま大悟さんと唇が重なる。
少し経ってから唇をゆっくりと離されると、大悟さんと視線が合った。
｢顔赤うなっとる。ほんま可愛え奴やな｣
｢っ…急すぎて、ダメです｣
大悟さんは優しく微笑むと、私の手を握ってリモコンを手に取った。
｢まだオススメのホラー映画あるからや、これから見るで｣
｢…え、マジで言ってますか？｣
｢おう。ワシがおったら平気やって。もう抱きつこうが何しようが自由なんやから｣
ポチポチとリモコンをいじって、いかにもな作品を選んだ大悟さん。
迷いなく再生ボタンを押そうとする手を必死に止めた。
｢もう無理です！ちょちょ、ほんとに！これだけはほんとにダメだからぁぁ！｣
必死な私にツボってしまった大悟さんに私も釣られて笑ってしまった。
まあ、こんな人が私の彼氏になってくれたのなら、ホラー映画くらい我慢してあげてもいいかもしれない…なんて。
……………………………
大悟さんとホラーのイメージないですね。
夢主ちゃんの可愛いところが見たいから見てるっていう意図です(？)。
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もちのあ(プロフ) - あさのさん» こちらこそありがとうございました！上手く書けているか自信がなかったのでとても嬉しいです（ ; ; ）ありがとうございます！ (2022年8月6日 15時) (
レス) id: 52e71e660b (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - もちのあさん» リクエスト応えていただきありがとうございます〜！川西さんめっちゃ良いです！ドキドキしました！何回も読み直してます〜◎◎ (2022年8月6日 2時) (レス) id: 82089d994b (このIDを非表示/違反報告)
もちのあ(プロフ) - がーさん» わーリクエストありがとうございます！ 了解致しました！遅くなってしまうと思うのですが書かせていただきますね！ (2022年8月6日 2時) (レス) id: 52e71e660b (このIDを非表示/違反報告)
がー(プロフ) - リクエストよろしいでしょうか、！盛山さんで、ミュージシャンの年下彼女のお話が読みたいです、、！！ (2022年8月6日 0時) (レス) id: 119bcec416 (このIDを非表示/違反報告)
もちのあ(プロフ) - あさのさん» リクエストありがとうございます！川西さんで嫉妬束縛、了解致しました!! (2021年10月3日 22時) (レス) id: 52e71e660b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちのあ | 作成日時：2021年9月6日 12時
