59:中間先輩と同室 ページ9
(人2)「ごめんなさい…」
中間先輩が助けてくれたことも知らず
最低呼ばわりしたことを反省し素直に謝った。
中間
「もうえぇから。部屋戻るか？
ならまた運んでやってもえぇで？」
(人2)「…私ここで寝ますから、大丈夫です」
中間「ほんま頑固やな…もう、勝手にせぇ」
そう言って出て行くのかと思いきや
Tシャツを着て椅子に座り突っ伏する中間先輩。
(人2)「…何してるんですか…」
中間「俺がここに居れば幽霊出ても怖くないやろ」
(人2)「…いや…逆に落ち着かないってゆうか…」
中間「へックシュン！！！」
(人2)「ほら…風邪ひきますよ？」
中間「大丈夫や」
…くしゃみしてるし
鼻水すすってるし…
大丈夫じゃないでしょ…
(人2)「先輩こっちで寝てください。…私こっち側で寝るんで…」
シングルのベッドを半分に分け
間に家から持ってきた熊のぬいぐるみを置いて隔て
私が精一杯壁側に寄って
中間先輩が寝れるスペースを作った。
中間「おい、壁側向いて寝ろや」
(人2)
「無理です！私まっすぐ
上むいてないと寝れないタイプなんで」
中間
「なんやそれ。どーせ寝たら動くねんから
どっち向いて寝たって変わらんやろ」
(人2)「変わります！上むいてないと怖い夢見るんです」
中間「あっそ。…電気、消すで？」
…
……
………
…………
……………
………………
中間先輩が電気を消してから
どのくらい経っただろう…
羊を500まで数えたが…
眠れない！！！！
だって、だって、だって。
お父さん以外の男の人と
こんな至近距離で寝るの初めてなんだよ？
この状況で普通に眠れる方がすごくない？
…中間先輩もう寝たのかな…
まだ起きてる？！
もし寝てたとして、
声かけたら起こしちゃうよね…
中間先輩は緊張なんかしてないんだろうし
てかまず私を女として認識してないもん。
もう寝たよね…
頭の中でグルグルいろんなことを考えていると
先輩が動いたせいか、ベッドが揺れるのがわかった。
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もか - このお話とっても面白いです！更新がんばってください！ (2016年4月7日 18時) (
レス) id: 3abdc24b45 (このIDを非表示/違反報告)
リン - この小説今まで読んだ中で1番ハマってます(´O｀)これからも更新頑張ってください！！楽しみにしてます！ (2016年3月11日 9時) (レス) id: ea1529c9dc (このIDを非表示/違反報告)
神楽珠琴(プロフ) - とても面白いです！その上、より良い作品にしようと、更に頑張っている作者さん、ほんとスゴイです…!! (2016年3月6日 20時) (レス) id: 7dcc3fc882 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 楽しく読んでます！更新楽しみです！ (2016年3月5日 1時) (レス) id: 57c3388902 (このIDを非表示/違反報告)
Ａｉｓｕ - 更新楽しみにすぎます！応援してるので頑張ってください！ (2016年3月4日 19時) (レス) id: 57e4694914 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りのん
| 作成日時：2016年3月2日 23時
