99:バイト先 ページ49
…てか、流星くんバイトしてるの？
お金持ちなのに？
藤井「寒ない？あれやったらひざ掛けとかあるで？」
(人2)「んーん！平気！…流星くんここでバイトしてるの？」
藤井「うん！」
優馬
「お待たせしました〜
ウーロン茶と、本日のオススメ
ガトーショコラ、そしてこちらはサービスです」
ウーロン茶、ガトーショコラと並べて置かれた
可愛らしい紙にはLINEのIDと番号が書かれている。
藤井「どんなサービスやねんw」
(人2)「…どうも…」
藤井「嫌がってるやん」
優馬「え、嘘…嫌？」
(人2)「…あ、いや…」
藤井「嫌やってw」
(人2)「あ、そうじゃなくて…その…」
藤井「はい、撤収！ほら！はよ散れ！」
優馬「はいはい。ごゆっくり〜！」
イケメン過ぎて凝視出来なかった…///
藤井「うちのガトーショコラ絶品やねん！食べてみて！」
(人2)「いただきます」
すごくシンプル。
でもフォークを入れた感覚だけで
どれだけしっとりしているか
わかってしまうくらい重く
口に入れると濃厚なチョコが
とろっととろけて本当に美味しかった。
(人2)「…おいしい」
藤井「やろぉ？！甘すぎずちょーどえぇねん」
(人2)「流星くんバイトしてるって…なんか意外。」
藤井「そう？」
(人2)
「あの学校の人みんなお金持ちだから
バイトなんてしないと思ってた…」
藤井
「俺だけちゃうで？
望も今月からここでバイト始めたし
しげと照史くんは居酒屋でバイトしとる。
淳太くんもバーでウエイターしとるしみんな結構働いてんねん！」
(人2)「そうなの？…でもなんで？」
藤井
「社会勉強ちゃう？
俺ら後々は会社とか実家継ぐ立場やけど
世の中にはいろんな仕事あるわけやん。
今のうちにいろいろ見とくんも大事かなって。
それに俺、親から貰った金で物買うん嫌やねん。
欲しいものは自分で働いて買いたい。
その方がお金のありがたみもそうやけど達成感あるやん？」
あまり何も考えていないように見える藤井くんが
意外にもしっかりしていて驚いた。
みんな凄いなぁ…
私も見習わなきゃ…
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もか - このお話とっても面白いです！更新がんばってください！ (2016年4月7日 18時) (
レス) id: 3abdc24b45 (このIDを非表示/違反報告)
リン - この小説今まで読んだ中で1番ハマってます(´O｀)これからも更新頑張ってください！！楽しみにしてます！ (2016年3月11日 9時) (レス) id: ea1529c9dc (このIDを非表示/違反報告)
神楽珠琴(プロフ) - とても面白いです！その上、より良い作品にしようと、更に頑張っている作者さん、ほんとスゴイです…!! (2016年3月6日 20時) (レス) id: 7dcc3fc882 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 楽しく読んでます！更新楽しみです！ (2016年3月5日 1時) (レス) id: 57c3388902 (このIDを非表示/違反報告)
Ａｉｓｕ - 更新楽しみにすぎます！応援してるので頑張ってください！ (2016年3月4日 19時) (レス) id: 57e4694914 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りのん
| 作成日時：2016年3月2日 23時
