83:おこ淳 ページ33
…怖っ！！！！
なに？？？！
何故中間先輩が不機嫌なのかも分からぬまま
挨拶運動を終え喋っていただけの
面々が先に校舎へ入っていくと
中間先輩と２人で校門を閉める作業に移った。
さすがお金持ち学校の校門…
引っ張っても引っ張ってもビクともしない…
私が必死に引っ張ってるのに
中間先輩突っ立って見てるし…
なんなの？！
中間「なにがしたいん」
(人2)「へっ？」
なにがしたいって…
門を閉めたいだけですけど？！
中間「今時手動なわけないやろあほ」
そう言って校門脇にある警備員さんの建物へ行き
ボタンを押す中間先輩。
すると、あーら不思議。
ビクともしなかった校門が
スムーズに閉じ始めた。
知ってたんならもっと早く教えてよ！
私、バカみたいじゃん！
真っ直ぐ玄関へ向かう先輩を追いかけ校舎へ入り
靴箱から上履きを取り出し
教室へ向かって走り出すと
下駄箱の陰に突っ立っていた中間先輩に激突した。
(人2)「…痛ったぁ…………わっ、、すみません…」
…めっちゃ怒ってるよ…
なんで？
そんな痛かった？
…いや、痛かったけど…
私だけが悪いんじゃなくない？
こんなとこに突っ立ってた
中間先輩だって悪いってゆうかさ…
生徒の教室が無い１階から
ほとんど声が聞こえなくなりシーンとしている玄関。
明らか不機嫌な中間先輩との空気に耐え切れず
この場を離れようとした瞬間、
後ろの襟元をぐっと捕まれ引き止められた。
中間
「尻軽変態女。
放課後、授業終わったら生徒会室に来い」
そう言い放ち
先に玄関から立ち去っていく中間先輩。
はぁあ？尻軽変態ってなに？
放課後、来いって…
なんで私が行かなきゃなんないわけ？
用事あるならそっちが来いよ！タコ！
…いや、タラコ！
中間先輩の強引さに苛立ちながら
その日1日を過ごし
やってきた放課後…
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もか - このお話とっても面白いです！更新がんばってください！ (2016年4月7日 18時) (
レス) id: 3abdc24b45 (このIDを非表示/違反報告)
リン - この小説今まで読んだ中で1番ハマってます(´O｀)これからも更新頑張ってください！！楽しみにしてます！ (2016年3月11日 9時) (レス) id: ea1529c9dc (このIDを非表示/違反報告)
神楽珠琴(プロフ) - とても面白いです！その上、より良い作品にしようと、更に頑張っている作者さん、ほんとスゴイです…!! (2016年3月6日 20時) (レス) id: 7dcc3fc882 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 楽しく読んでます！更新楽しみです！ (2016年3月5日 1時) (レス) id: 57c3388902 (このIDを非表示/違反報告)
Ａｉｓｕ - 更新楽しみにすぎます！応援してるので頑張ってください！ (2016年3月4日 19時) (レス) id: 57e4694914 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りのん
| 作成日時：2016年3月2日 23時
