81:お泊まり ページ31
(人2)
「…神山くん…
こんな風に笑うことあるんだね…」
重岡「最近見てへんなぁ〜神山ちゃん笑うとこ…」
神山くんの過去が気になりつつも
重岡くんが用意してくれたタオル類を借り
お風呂に入ると
リビングにあった高級そうなマッサージチェアーで
身体を全身揉みほぐしてもらい
リラックスした状態で眠りについた。
翌朝。
卵とパンの焼ける良い香りと音で目が醒めると
制服にエプロンをつけ
髪の毛も無難にセットされた重岡くんが
キッチンに立っていた。
重岡「おはよう！」
(人2)
「…おはよう…昨日はありがとね…
泊めてもらって服まで借りちゃって…」
重岡「俺は全然！」
(人2)「それと…咄嗟に嘘ついてくれてありがとう…」
重岡「あぁ…ごめんな！急にあんなことして」
(人2)「んーん。助かった」
重岡
「…腹減らん？朝メシ作ったから
チャチャっと食べて学校行こうや！」
私が寝ていたふかふかのソファーから
ダイニングテーブルへ移動すると
オムレツとパン、そして
それに似合わぬ味噌汁が並んでいた。
重岡
「あり合わせやけど…食べへんよりマシやろ！」
重岡くんちゃんと料理するんだ…
ザ！男の料理って感じだけどちょっと意外。
なんの取り留めのない話をしながら朝食を食べ
２人で学校へ行くと
朝の挨拶運動のため玄関先に集まっていた
生徒会のみんなに疑いの目を向けられた。
藤井
「えw２人で登校？
しげと(人2)通学路一緒やったっけ？」
神山「制服、昨日と全く一緒」
…うわ。
全く気にしてなかった…
てか神山くんの記憶力怖っ…
桐山「え、どうゆうこと？」
重岡「うちに泊まってん！なっ！」
…なっ！って…
その通りだけど…
言葉足らずすぎて語弊があるよ…
(人2)
「昨日打ち上げの後重岡くんに送って貰って…！
でも公園で遊んでたら私寝ちゃったみたいで…！
それで、重岡くん家に…！！！」
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もか - このお話とっても面白いです！更新がんばってください！ (2016年4月7日 18時) (
レス) id: 3abdc24b45 (このIDを非表示/違反報告)
リン - この小説今まで読んだ中で1番ハマってます(´O｀)これからも更新頑張ってください！！楽しみにしてます！ (2016年3月11日 9時) (レス) id: ea1529c9dc (このIDを非表示/違反報告)
神楽珠琴(プロフ) - とても面白いです！その上、より良い作品にしようと、更に頑張っている作者さん、ほんとスゴイです…!! (2016年3月6日 20時) (レス) id: 7dcc3fc882 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 楽しく読んでます！更新楽しみです！ (2016年3月5日 1時) (レス) id: 57c3388902 (このIDを非表示/違反報告)
Ａｉｓｕ - 更新楽しみにすぎます！応援してるので頑張ってください！ (2016年3月4日 19時) (レス) id: 57e4694914 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りのん
| 作成日時：2016年3月2日 23時
