72:意識消失 ページ22
自動空気入れを倉庫内へ運び
延長コードを巻いて片付け
屈んでいた腰を起こして立ち上がると
目の前がぐらっと揺れるのが分かった。
なんとか体制を持ち直し
入り口のドアまで移動したが
大玉を転がしながら
グラウンドへ向かう3人の後ろ姿がぼやけ
6人くらいに見える。
急に身体が震えだし
目の前が真っ暗になった。
ピッ、ピッ、ピッ…
という機械音が聞こえ目を開けると
広がっていたのは真っ白い天井と壁。
そして右側頭上にあるのは点滴の袋…？
身体を起こし辺りを見渡すと
頭に激痛が走った。
錦戸「(人1)、まだ起きんと寝とき！」
携帯片手に部屋に入ってきた錦戸先生に促され
再びベッドに横になると
救急車で運ばれたということを知らされた。
錦戸
「中間と�霤弔�カラーコーン取りに
倉庫行ったら、倒れとったらしいで？
中間が救急車呼んで、�霤弔�起点利かして
保健室から大量に氷嚢持ってきて
冷やしてくれたおかげで軽くて済んだみたいやな。」
中間先輩と�陲舛磴鸚菁擇�…？
また迷惑かけちゃった…
窓の外に目をやると
もう夕日が沈みかけているのか外は薄暗い。
…体育祭、終わっちゃったよね…
リレーとか楽しみだったのになぁ…
総合優勝どこが勝ち取ったんだろう…
まだ少しぼーっとする頭で考えていると
廊下からガヤガヤした声と急ぐ足音が聞こえ
思い切りドアが開いた。
重岡「先生みてや！総合優勝したで！」
錦戸「シーッ！あほ！声がデカい」
先生にバシッと頭を叩かれても尚
ヘラヘラしている重岡くん。
重岡「つい興奮してw(人2)！高級焼肉食べれんで！」
神山「熱中症で倒れた人に焼肉は重すぎやろ…」
重岡
「あの後、俺らのクラスほんま、凄かってんで！
最初の西野がバトン落としやがって
ずっとビリやってんけどな、
神ちゃんが5人抜きして俺にバトン渡ってん！
目の前�陲舛磴鵑笋辰討鵑韻疋粥璽詆婉瓩�
�陲舛磴鸞�攣ってもうてw」
神山「笑い事ちゃうってw」
重岡
「年やであれw
でなっ、リレーの得点のおかげで見事優勝！」
神山「優勝賞金10万円」
…確か、最後の最後まで
中間先輩と小瀧くんが揉めてた賞金金額…
結局中間先輩が折れて10万円になったんだ…
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もか - このお話とっても面白いです！更新がんばってください！ (2016年4月7日 18時) (
レス) id: 3abdc24b45 (このIDを非表示/違反報告)
リン - この小説今まで読んだ中で1番ハマってます(´O｀)これからも更新頑張ってください！！楽しみにしてます！ (2016年3月11日 9時) (レス) id: ea1529c9dc (このIDを非表示/違反報告)
神楽珠琴(プロフ) - とても面白いです！その上、より良い作品にしようと、更に頑張っている作者さん、ほんとスゴイです…!! (2016年3月6日 20時) (レス) id: 7dcc3fc882 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 楽しく読んでます！更新楽しみです！ (2016年3月5日 1時) (レス) id: 57c3388902 (このIDを非表示/違反報告)
Ａｉｓｕ - 更新楽しみにすぎます！応援してるので頑張ってください！ (2016年3月4日 19時) (レス) id: 57e4694914 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りのん
| 作成日時：2016年3月2日 23時
