70:救世主 ページ20
「Fall in love、せっかく中間くんと
同じ組になれたのに
全部あの女に持ってかれたわ」
『あの子最近生徒会と仲えぇよな？
こないだ�陲舛磴鵑�
抱き合ってるとこ見たって子おったで』
「嘘やん？なんで？」
『さぁ？知らんけど
ブスのくせに…
ちょっとチヤホヤされて勘違いしてるんちゃうん？』
「中間くんに手出したら殺すけどw」
『大丈夫やってwあんなブス
中間くんが相手にするわけないやろ！』
「せやんなw
それよりあんた小瀧くんとペア組めたん凄いわ！
好きな人とペアになるとか強運すぎるで」
『もう一生分の運使いきった感あるもんw』
「どーやった？！どーやった？」
『めっちゃえぇ匂いした！
ほんま優しいし！もう死んでもえぇわ』
「後夜祭で告白いけるんちゃう？」
『いけるかな？』
「いけるって！小瀧くん年上好きやし！」
『ほんまにー？』
少しずつ遠ざかっていく女の子達の声。
悪口を言われるだろうと分かっていても
いざここまではっきり聴いてしまうと
さすがに傷つく…
何も出来ない、
何も言い返せない自分が悔しくて…
溢れる涙を必死に隠す事しか出来なかった。
そんな私を倉庫内に置いて
何故か、水道に繋がった延長ホース片手に
外に出て行く小瀧くん。
『えっ！小瀧くん？』
小瀧「さっきはどうも」
『…こちらこそ///』
小瀧くんと先輩のやり取り、
そしてホースから出るシャワーの音が
少しだけ聞こえてくる。
倉庫の窓からそっと覗くと
小瀧くんは倉庫脇の花々に
水をあげていた。
「小瀧くん、もしかして今の話…聴いてた？」
小瀧「告白がどうのってやつっすか？」
「…そう！
もうバレちゃったんだし、
今言っちゃいなよ！」
『…無理だよぉ…』
さっきまで私の悪口を言っていた時と
明らか声のトーンも口調も違う先輩…
女ってこれだから怖い。
小瀧「先輩、俺のこと好きなんすか？」
『…いや…その………、、…うん…///』
自分から聞いちゃうあたり
さすが小瀧くんだなぁ…
すごい自信…
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もか - このお話とっても面白いです！更新がんばってください！ (2016年4月7日 18時) (
レス) id: 3abdc24b45 (このIDを非表示/違反報告)
リン - この小説今まで読んだ中で1番ハマってます(´O｀)これからも更新頑張ってください！！楽しみにしてます！ (2016年3月11日 9時) (レス) id: ea1529c9dc (このIDを非表示/違反報告)
神楽珠琴(プロフ) - とても面白いです！その上、より良い作品にしようと、更に頑張っている作者さん、ほんとスゴイです…!! (2016年3月6日 20時) (レス) id: 7dcc3fc882 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 楽しく読んでます！更新楽しみです！ (2016年3月5日 1時) (レス) id: 57c3388902 (このIDを非表示/違反報告)
Ａｉｓｕ - 更新楽しみにすぎます！応援してるので頑張ってください！ (2016年3月4日 19時) (レス) id: 57e4694914 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りのん
| 作成日時：2016年3月2日 23時
