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(147)あなた【桐山】 ページ47
桐山「ついたで？降りて？」
紗奈「…ん？」
桐山「吐いてスッキリせな、明日酷い目みるで」
照史くんに連れて来られたのはひと気のない公園のトイレ…
無理無理無理！
そんな簡単に吐けないし…
照史くん観てる前で吐くなんて絶対無理！
身体はフラフラでも頭ボーッとしてても
羞恥心は正常なんだって！！
紗奈「…吐けない」
桐山「なんで？楽になるで？」
紗奈「照史くん居たら吐けない」
桐山「じゃー俺外出てるから」
紗奈「…どーやって吐くかわかんない」
桐山
「どっちやねん…
ったく…ほら、口開けてみ？！」
紗奈「…え？なんで？」
桐山「ええから」
照史くんはそう言って
私の首の後ろに手を添え支えると口に指を入れてきた。
舌の奥を押され思い切り吐いてしまった…
紗奈「ゴホッ…ゴホッ…」
桐山「大丈夫か？」
紗奈「大丈夫じゃない…！」
桐山「けど楽になったやろ？」
確かに…少し楽になったけど…
見られるどころか
吐かせられるなんて…
最悪…
桐山「水買ってくるからちょっと待ってて？」
照史くんはそう言って
私をベンチに座らせると自販機に走って行った。
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miwa - 毎回沢山更新ありがとうございます。すごく見るたびにキュンキュンします。続きが楽しみです！頑張って下さい。 (2014年9月15日 10時) (
レス) id: 41fe4a5461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りのん
| 作成日時：2014年9月14日 2時
