(136)あなた【神山】 ページ36
神山
「俺ら７人、ほんま
気持ち悪いくらい仲良くて、
プライベートでも仕事でもいっつも一緒に居ったんよ！！
でも…急に優馬のデビューが決まって…
優馬が抜けることになって…
一度崩壊しかけてん…
優馬からなんの相談もなかったことが許せんくて…
でもしげがな、優馬の性格やから、
言わなかったんちゃう、言えなかったんや。
仲間やったら仲間の出世応援してやろうて言うてん…
しげのおかげで俺ら優馬のこと
ちゃんと応援出来るようになった…」
そうだったんだ…
しげがそんなことを…
神山
「それからは、優馬とはライバルとして
残った６人とで切磋琢磨しながら
やってきたんやけど…
…今度はガッキーと慎平が辞めていった…」
紗奈「2人は…どうして辞めちゃったの？」
神山
「2人共、将来を考えてのことやった。
このまま続けてても先が見えんって。
事務所からの縛りにも耐えられんくなったって…
でもしげは最後まで諦めんと2人を引き止めてた。
もう少し一緒に頑張ろうやって。
それでも2人の意思は変わらんくて…
結局辞めていってん。
最初はみんな受け入れられんくて
のんちゃんなんかは毎日泣いとったけど…
もう、４人で腹くくって。
前だけ向いてやってこうって。
励まし合いながら頑張ってきてん。」
神ちゃんが見せてくれた写真は
どれもみんな満面の笑みで写っていた。
みんながどれだけ仲が良くて、
お互い支え合い、乗り越えてきたのか、
伝わってくるものばかりだった。
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miwa - 毎回沢山更新ありがとうございます。すごく見るたびにキュンキュンします。続きが楽しみです！頑張って下さい。 (2014年9月15日 10時) (
レス) id: 41fe4a5461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りのん
| 作成日時：2014年9月14日 2時
