(282)重岡 ページ32
重岡「あれはあいつが…」
紗奈
「今日やて…
この家で2人で何してたん？」
重岡
「何って…沖縄で貸したタオル返しに来ただけで」
紗奈
「なんで嘘つくん？隠さんでえぇやん？
マリンと付き合ってるんやろ？」
涙を目いっばいに溜め
鼻をすすりながら話す紗奈。
重岡「だからなんでそう…」
紗奈
「私が居らんからって2人で
いやらしいことしてたんちゃうの？
もっと2人で居ったらよかったやん。
なんなら私出てこうか？
えぇよ別に。
これからは2人でここに住んだらえぇやん。」
重岡
「…なんでそうなんねん。わけわからんし…
それより紗奈こそ
ほんまに小瀧と付き合ってるん？」
紗奈
「付き合ってるよ。今から2人でごはんやし。
私出かけるからマリン呼び戻したらえぇんちゃう？家に帰らんように適当にどっか泊まるから
気兼ねなく2人でラブラブしたらえぇよ。」
今から2人でごはん…
さっきの電話の相手は小瀧なのだろう…
このまま紗奈を行かせてしまえば
完全に小瀧のものになってしまう気がして…
紗奈の涙の意味も知らぬまま
気がつくと紗奈をぎゅっと抱きしめていた。
紗奈「…やめてや」
重岡
「そう言う割に…
しがみついてるん紗奈の方やん？」
しっかり俺の背中に手を回し
服を握りしめる紗奈が可愛くて愛おしかった。
紗奈
「だって…お兄ちゃんと
こうしてると落ち着くんやもん…」
小さな身体で必死にしがみつく紗奈。
か細い声で
珍しく素直なことを言う紗奈を目の前にして
理性を保てるはずもなく…
思わず体重をかけ紗奈をベッドに
押し倒してしまった。
紗奈「…ちょっ、」
重岡「もう…無理や…」
紗奈「…え？」
重岡
「自分の気持ち、抑えられへん…
紗奈のこと…ずっと好きやってん…
俺にとって紗奈は妹なんかじゃない。
小瀧になんかほんまは渡したないねん…」
紗奈「…お兄ちゃん…」
抵抗することなく、俺にされるがままの紗奈。
少し冷静に考え、我に返り
紗奈から離れると、
驚くことに紗奈の方から俺に唇を重ねてきた。
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みーちゃ(プロフ) - 話的に面白くて、次の展開めっちゃ気になります！これからも更新頑張ってください！！！ (2015年9月1日 23時) (
レス) id: bb8208bab9 (このIDを非表示/違反報告)
あいりんこ - 更新頑張って下さい！応援してます♪ (2015年8月16日 20時) (レス) id: 4d8f595ae5 (このIDを非表示/違反報告)
コキン(プロフ) - 楽しみにしています!!お前は俺のもの。もスランプ抜けして更新できるよーにと応援してます(^^ゞ (2015年8月6日 22時) (携帯から) (レス) id: 4f5faea788 (このIDを非表示/違反報告)
あいりんこ - 更新、遅すぎる (2015年8月4日 22時) (レス) id: 4d8f595ae5 (このIDを非表示/違反報告)
コキン(プロフ) - 更新しないんですか？ (2015年8月2日 12時) (携帯から) (レス) id: 4f5faea788 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2015年6月2日 16時
