(254)あなた ページ4
小瀧「なんもしてへん言うてるやろ」
そう言ってのんちゃんが投げ返してきた枕を
交わす余裕なく
思い切り顔面で受け痛がっていると
そんな私を見て大笑いしながら
彼氏らしからぬことを言い出した。
小瀧
「ここ来てお前のぶっさいくな寝顔見たら
そんな気、秒で失せたわww」
紗奈
「痛ったぁぁぁぁぁ…
それが付き合いたての彼女に言うこと！？
てかこれDVやからなDV！」
小瀧「最初に飛ばして来たんそっちやし〜」
紗奈「もう…ほんまありえへん…」
あーだこーだ朝から大騒ぎし
のんちゃんが自分の部屋へ戻った後、
さっきまでのんちゃんが寝ていた位置に潜ると
まだのんちゃんの温もりと
シャンプーのいい匂いが残っていて
思わずにやけてしまった。
のんちゃんが…彼氏。
今まで届くはずがないと思っていた想いが
こんなにも早く
最高の形で届いたことが嬉しくて
思わず頬が緩んだが…
同時にお兄ちゃんの顔が頭に浮かび
居てもたってもいられず
部屋着のまま部屋を飛び出すと
お兄ちゃんの部屋へ向かっていた。
ピンポーン...ピンポーン.......
何度押しても応答がない。
まだ寝ているのか-…
それとも仕事に行ったのか…
仕方なく部屋へ戻ろうと歩き出すと
隣りの部屋のドアが開き照史くんが顔を出した。
桐山「ん？紗奈ちゃん？！」
紗奈「おはようございます！」
桐山
「おはよう！どしたん？
しげなら多分、もう部屋居らんで？」
紗奈「…そうですか…」
桐山
「なんか用事あったん？伝言なら伝えとくけど？」
紗奈
「…大丈夫です！
朝からうるさくしてすみませんでした！」
照史くんと別れ部屋に戻ると
私も集合の時間になっていたため
シャワーを浴び準備を整え
ロケバスに乗り込んだ。
マリン「おはよう」
紗奈「…おはよう…」
私より先にバスに乗っていたのはマリン。
マリンの顔を見た瞬間、
昨日のキスシーンが頭に浮かび
いつものように顔を見ての会話は出来なかった。
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みーちゃ(プロフ) - 話的に面白くて、次の展開めっちゃ気になります！これからも更新頑張ってください！！！ (2015年9月1日 23時) (
レス) id: bb8208bab9 (このIDを非表示/違反報告)
あいりんこ - 更新頑張って下さい！応援してます♪ (2015年8月16日 20時) (レス) id: 4d8f595ae5 (このIDを非表示/違反報告)
コキン(プロフ) - 楽しみにしています!!お前は俺のもの。もスランプ抜けして更新できるよーにと応援してます(^^ゞ (2015年8月6日 22時) (携帯から) (レス) id: 4f5faea788 (このIDを非表示/違反報告)
あいりんこ - 更新、遅すぎる (2015年8月4日 22時) (レス) id: 4d8f595ae5 (このIDを非表示/違反報告)
コキン(プロフ) - 更新しないんですか？ (2015年8月2日 12時) (携帯から) (レス) id: 4f5faea788 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2015年6月2日 16時
