(211)あなた ページ11
翌日、ドラマの前に雑誌の取材があり
撮影を終えスタジオから廊下に出ると
たまたま同じく取材を受けていた
☆☆☆のメンバーとバッタリ会ってしまった。
紗奈「…久しぶり」
私が声をかけても目線すら合わせず
シカトするメンバー達…
みんなの顔に今までのような笑顔は無く
かなり疲れているように見えた。
グループのマネージャーに会うのも久しぶり。
マネージャーは私の顔を見ると
少し話がしたいと言い
慌てた様子で別室へ私を連れ出した。
紗奈
「ご無沙汰しています。話ってなんですか…？」
マネージャー
「来月発表する新曲に、紗奈も参加して欲しいんだ」
紗奈「…え？でもそれは私抜きで行くって…」
マネージャー
「紗奈がソロになるって噂が一人走りしてて
☆☆☆のファン離れが進んでる。
昨日から始まった握手会も、公演も
ほとんど人が入ってないんだ。
☆☆☆を思う気持ちがあるなら、
頼む…戻ってきて欲しい…
とりあえず、これが音で、
こっちが振り付けのDVD。
紗奈なら１日あれば覚えられるだろ？」
紗奈
「…ちょっ、待って下さい…
みんなは…私がグループに戻ること
望んでないと思います…」
マネージャー
「そんなこと言ってる場合じゃないんだ…
あいつらの望みなんてどーでもいい。
今はとにかく☆☆☆を存続させないと…
このままだと解散することになる。
紗奈、このとおり…頼む！
☆☆☆には紗奈が必要なんだ…」
私に向かって深々と頭を下げ続けるマネージャー。
入所当時から
お世話になっているマネージャーからの
必死のお願いを断れるはずもなく…
DVDを受け取り仕事の合間を縫って
曲と振り付けを頭に入れた。
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じゃにらぶ - 本当にこの小説最高ですっ！☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2015年11月8日 21時) (
レス) id: d253166804 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 涙がやばいですー。 (2015年9月14日 20時) (レス) id: dac7666ba5 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - よければ、パスワード教えていただきたいです(/ _ ; ) (2015年6月14日 21時) (レス) id: 54c4687662 (このIDを非表示/違反報告)
だり(プロフ) - パスワードを教えていただきたいです！ (2015年6月9日 22時) (レス) id: 736a123dd0 (このIDを非表示/違反報告)
コキン(プロフ) - このお話すごく好きです♪紗奈さんのペースで頑張ってください!!急いで終わらせなくても大丈夫ですよ���更新待ってます(^^ゞ (2015年5月21日 21時) (携帯から) (レス) id: 4f5faea788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りのん
| 作成日時：2015年1月24日 1時
