１３４話まだ秘密３ ページ10
豪炎寺side
「Aと連絡取れたのか！？」
食堂で円堂が大きな声を出して、皆の注目を集める。
「あぁ。海外で目の手術をすると言っていた」
「目の手術……」
近くにいた吹雪がそう呟く。
「俺たちに心配させまいとして、連絡を絶っていたらしい」
「心配させまい……ねえ。あいつらしいな」
「ほんっと、逆に心配させているの気づかねえのかな〜」
土方も綱海も、どちらもAのことを特に気にかけていた二人だ。
安堵して拳をお互い合わせている。
他の人たちも、よかったと笑顔になっていた。
「あの……Aさんってもしかして」
虎丸がおずおずと聞いてくる。
「そうか、虎丸や飛鷹は知らないのか」
「あっ！でもテレビでは見ていました！」
「俺も、実際は会ったことないかな〜『光のストライカー』だっけ？」
そう手を挙げたのは緑川だ。
たしかに、緑川はエイリア学園のレーゼとして戦っている時、Aに一度も顔を合せなかった。
だが俺たちが活躍している時はテレビ報道をされていたはずだから、知らない人は少ない。
「あぁ、俺たちの仲間で、すっげー強えやつなんだ！」
「素早い動きと優れた判断。そしてなによりキック力があったな」
円堂と鬼道が嬉しそうに伝える。
その後ろで木暮がいらない一言を言う。
「パスはちょっと苦手だったけどね〜うっしっし」
光のストライカー、竜城A。
俺が沖縄にいた時、お世話になった人物。そして……俺の大事な人。
爆熱ストームや光焔万丈を共に完成させ、イプシロン改戦で大活躍した。
その後チームに加わり、場の雰囲気を明るくしてくれるムードメーカーでもあった。
人の持つキラキラが見えると言っており、たびたび雷門は眩しいと口にしていた。
……それを抑えるための手術なのだろうか。
「俺たちが予選突破したことを、喜んでいたよ」
「俺、いつか対戦してみたいです！」
「ああ、Aも喜ぶと思う」
「よーし、Aのためにも俺たち頑張ろうぜ！」
「「おーう！」」
聞こえるか、A。お前の仲間は、こんなにもお前を愛しているんだ。
盛り上がっている中、鬼道がすれ違いざまに耳打ちをしてくる。
「……Aの動向は俺も気になる。鬼道財閥の力を借りて、徹底的に探そう。いいか？」
「……あぁ、助かる」
A、どこにいるんだ？俺たちに何を隠しているんだ。
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トラさん(プロフ) - 物語の根本に関わるので詳しくは言えませんが、この後の展開を見守っていただけたらと思います！作者はハッピーエンドが好きなのでご安心ください。 (11月22日 21時) (
レス) id: 90ef5ae162 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 主人公（夢主）の障害又は後遺症が残たとしたら……？？ (11月22日 21時) (レス) @page37 id: c04382ac4b (このIDを非表示/違反報告)
トラさん(プロフ) - はい、なるべくならこの作品にあった内容でお願いします。どういったことでしょうか (11月22日 21時) (レス) id: 90ef5ae162 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - イナズマイレブンについて簡単に聞きたいのですが… (11月22日 19時) (レス) @page35 id: c04382ac4b (このIDを非表示/違反報告)
机田(トラさん)(プロフ) - マナさん» こんばんは！コメントありがとうございます。 (11月21日 22時) (レス) id: 8b84652de6 (このIDを非表示/違反報告)
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