１６１話救いたい ページ37
円堂side
影山の手によって嵌められた俺たちはフィディオと共にヤマネコスタジアムに向かった。
色々手配をしてくれたが、渋滞にはまったりしてしまい船の出港には間に合わず、
やむを得ず中継を見ている形になってしまった。
悔んでいても仕方がない。豪炎寺達に後を託そう……。
「円堂、Aのことなんだが」
ハーフタイム中、鬼道が俺に声をかける。
Aの名前を聞いて、俺は口を少し強く噛んだ。
「あぁ、なんだ？」
「お前はあいつのことを、何か知っているようだな」
「何かって……」
鬼道は、俺が試合中に言っていた一言が気になったという。
──「もしかしてA……眩しくて何も見えていないのか？」
「あの時は……」
Aはイナズマキャラバンでの旅が終わって沖縄に帰る前日、Aにだけ見えるキラキラってのを吹雪と俺に教えてくれた。
豪炎寺は一緒に沖縄にいた時から知っていたみたいだ。
優しい心あると白く眩しくて、悪い心があると黒くて何故か落ち着くとAは言っていた。
俺と一緒に特訓したり、話しかけるとよくAは俺に対して目を細めていたり、上の方を向くことが多かった。
最初は太陽がまぶしいのかな？とか思っていたけど、俺のサッカーへの熱い想いが眩しくて目を細めたりキラキラを見ているというのが分かった。
だからAが必殺技を打って俺たちのキラキラってのを集めたゴッドハンドで……眩しくて目が見えなくなってしまったんじゃないかと思ったんだ。
「教えてくれ。俺は……あいつを救いたい。
イナズマキャラバンに乗っている時、あいつは俺に影山の娘であることを伝えてくれた。
だがそれ以外にも隠しているようだった……。
円堂、お前なら何か知っているんだろう」
「鬼道……」
「キャプテンは仲間に隠し事をするのかぁ？」
「教えてくれ円堂、俺も元仲間として知りたい」
「不動、佐久間……」
俺が少し言いよどんでいると、フィディオが「守」と声をかけてきた。
「守、俺もカステーロのことを知りたい。
ミスターKが正式に監督になった今、あの人のことも知らないといけないと思うんだ……」
「〜〜っ！だ〜もう！敵わないな……。
俺もAから聞いたし、具体的には上手く説明できないかもしれないんだけどさ……」
俺はキラキラ〜とか頑張って説明したけど、伝わったかな。
なあ、隠し事をするのは俺もお前も得意じゃないだろ？
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トラさん(プロフ) - 物語の根本に関わるので詳しくは言えませんが、この後の展開を見守っていただけたらと思います！作者はハッピーエンドが好きなのでご安心ください。 (11月22日 21時) (
レス) id: 90ef5ae162 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 主人公（夢主）の障害又は後遺症が残たとしたら……？？ (11月22日 21時) (レス) @page37 id: c04382ac4b (このIDを非表示/違反報告)
トラさん(プロフ) - はい、なるべくならこの作品にあった内容でお願いします。どういったことでしょうか (11月22日 21時) (レス) id: 90ef5ae162 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - イナズマイレブンについて簡単に聞きたいのですが… (11月22日 19時) (レス) @page35 id: c04382ac4b (このIDを非表示/違反報告)
机田(トラさん)(プロフ) - マナさん» こんばんは！コメントありがとうございます。 (11月21日 22時) (レス) id: 8b84652de6 (このIDを非表示/違反報告)
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