１５７話何も見えない ページ33
チームKの選手が、デモーニオにパスをする。
しかしそのパスをデモーニオは受け取れない。
どうやら……目が見えていないようだ。
「拒絶反応が出たか」
「拒絶……反応」
「お前には鬼道有人を超える存在になれるようにプログラムを与えた。
だが、お前の才能ではプログラムを100パーセント開花させることはできなかったようだな。
拒絶反応が出たのはそのためだ！」
デモーニオたちにはプログラムを組まれていて、彼は拒絶反応が強く出たから目が見えなくなったようだ。
それでは、Aもプログラムも……。
「完璧だったのは、カステーロだけだったようだな。
もっとも、あいつも見えているのか分からないがな」
「！貴様……！？」
まさか、Aも目が……！
「もしかしてA……眩しくて何も見えていないのか？」
円堂が独り言のようにつぶやく。
それを聞いたAは、小さく返事した。
「……見えていようがいまいが関係ない。私はサッカーをするためなら何でもする」
「！」
本当に彼女は目が見えていない中サッカーをしているのか。
視覚以外の五感を全て研ぎ澄ませないと、不可能だ。
でもAはそれができる才能がある……問題ないといいたいのか。
「あれをやるぞ、不動」
俺は不動に一つの提案をした。
「ああ？ここでか？」
「影山の野望を打ち砕くにはそれしかない」
「しかしあの技は未完成だ。上手くいくかねぇ……」
「できるさ。俺たちが影山の作品でも人形でもなければな」
「……奴に突き付けてやるにはちょうどいいかもしれねえな」
Aはデモーニオたちを切り捨てて一人で突っ込んでくるはずだ。
だが、俺たちには仲間がいる。
影山とAに……仲間という強さを証明してみせる！
しかし二人でシュートをしても上手く行かない。
そこで佐久間が提案してくる。
「お前たちのシュートは、高さが足りないんだ！！」
「高さ……高さか！」
「そういうことかよ！」
影山と言う過去に別れを告げ、俺たちは円堂と共に……仲間と共に前に進む！
今の俺を作ったのは影山かもしれない。
だが、これからの道は俺が作ろう！
「皇帝ペンギン３号！！」
これが俺の決意だ！！
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トラさん(プロフ) - 物語の根本に関わるので詳しくは言えませんが、この後の展開を見守っていただけたらと思います！作者はハッピーエンドが好きなのでご安心ください。 (11月22日 21時) (
レス) id: 90ef5ae162 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 主人公（夢主）の障害又は後遺症が残たとしたら……？？ (11月22日 21時) (レス) @page37 id: c04382ac4b (このIDを非表示/違反報告)
トラさん(プロフ) - はい、なるべくならこの作品にあった内容でお願いします。どういったことでしょうか (11月22日 21時) (レス) id: 90ef5ae162 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - イナズマイレブンについて簡単に聞きたいのですが… (11月22日 19時) (レス) @page35 id: c04382ac4b (このIDを非表示/違反報告)
机田(トラさん)(プロフ) - マナさん» こんばんは！コメントありがとうございます。 (11月21日 22時) (レス) id: 8b84652de6 (このIDを非表示/違反報告)
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