１４８話チームKの決意３ ページ24
フィディオside
一回戦を突破した俺たちは、さらなる進化をするために練習に励んでいた。
チームのよくない部分を指摘し修正し、いい部分をさらに伸ばす……。
キャプテンらしいことはしているけど、本当に合っているのかは手探り状態だ。
チームの士気が高まっている時、突然車から男の人が降りてきた。
その人はイタリア代表オルフェウスの監督のベンチに堂々と座る。
フードを被った少年は、横についた。
俺たちは駆け寄ってどいていただけるように声をかけた。
「どなたか知りませんが、そこは監督の席です。今すぐどいてください。
そこに座ることができるのは世界でたった1人、イタリア代表チームオルフェウスの監督だけです！」
「私は本日より就任したイタリア代表の新しい監督だ」
「「！！」」
全員に衝撃が走る。
「新監督……！？嘘だ、監督は俺たちに辞めるなんて一言も言ってなかった！」
そう言うと、男の人は一枚の紙を俺たちに見せてきた。
それはイタリアサッカー協会からの正式な辞令。
本当に監督は変わったというのか……！
「ミスターK。それが私の名だ。
早速だが、新しい監督として発表することがある。お前たちはクビだ。
そして彼らが新しいイタリア代表のチームKだ。
これから我々は練習を始める。お前たちはグラウンドから出ていけ」
納得がいかず抗議する者もいた。
そこでミスターKはチームKとオルフェウスで試合をし、勝利したほうをイタリア代表とすることにした。
試合は明日の午後、ここのグラウンドでだ。
何故か自分たちの思うように進んでいない気がする……が、ここは承認するしかなかった。
今日はグラウンドをチームKが使うので、俺たちは追い出されてしまった。
追い出される時ミスターKの隣にいた人物を、俺はじっと見つめた。
彼がチームKのキャプテンなのだろうか……。
ミスターKと同じ金髪だから、親子？いや……雰囲気がまるで似ていない。
深くかぶったキャップとフードから見える眼鏡をさらに通して、虚ろな目が見える。
こいつらにイタリア代表を渡すわけにはいかない……俺たちはなんとしてでも勝たなければいけないんだ！
だけど運の悪い……いや、仕組まれているかのように次々とメンバーが負傷していく。
俺たちは……どうしていけばいいんだ。
こんな時、キャプテンがいてくれたら。
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トラさん(プロフ) - 物語の根本に関わるので詳しくは言えませんが、この後の展開を見守っていただけたらと思います！作者はハッピーエンドが好きなのでご安心ください。 (11月22日 21時) (
レス) id: 90ef5ae162 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 主人公（夢主）の障害又は後遺症が残たとしたら……？？ (11月22日 21時) (レス) @page37 id: c04382ac4b (このIDを非表示/違反報告)
トラさん(プロフ) - はい、なるべくならこの作品にあった内容でお願いします。どういったことでしょうか (11月22日 21時) (レス) id: 90ef5ae162 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - イナズマイレブンについて簡単に聞きたいのですが… (11月22日 19時) (レス) @page35 id: c04382ac4b (このIDを非表示/違反報告)
机田(トラさん)(プロフ) - マナさん» こんばんは！コメントありがとうございます。 (11月21日 22時) (レス) id: 8b84652de6 (このIDを非表示/違反報告)
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