１４６話チームKの決意 ページ22
Aside
一人でずっとやっていたが、デモーニオたちと特訓することでチームプレイができる。
これはある意味、私の特訓にもなっている。
初めは少し舐めていたデモーニオたちも、私の力を認めてきた。
そういえば、この人たちは今のオルフェウスを倒すために召集されたんだったっけ。
その彼らは今、私からボールを奪うことを目的とした特訓をしていた。
「必ず……勝つ！」
「俺たちは……勝たなければならないんだ！」
「！」
チームKの決意……キラキラが、強まる。
一瞬、デモーニオが見えなくなりボールを取られシュートを決められてしまった。
「やった……カステーロからボールを奪ったぞ！」
「やったな、デモーニオ！」
皆で集まって喜んでいる様子を私は遠くから見つめる。
……いいな、ああいう関係。
──「やったな、……！」
──「えへへ、ありがとう！……や！」
なんだろう、この記憶……。
頭を押さえていると、目の前に右手が差し伸ばされる。
その手は、デモーニオのだった。
「ありがとう、カステーロ。正直かなり荒業ではあるけど……それでも俺たちは強くなれた」
「……」
私は何も言わずにきょとんとしていると、デモーニオは少し困ったような表情をする。
少し焦った私は早口で思ったことを答えた。
「……ごめん、えっと……こういう時、なんて言えば分からないけど……あなたたちは、もう多分大丈夫」
私はデモーニオの手を取った。
憎しみ、妬み、その中で少しだけキラキラと輝く彼らが……羨ましい。
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トラさん(プロフ) - 物語の根本に関わるので詳しくは言えませんが、この後の展開を見守っていただけたらと思います！作者はハッピーエンドが好きなのでご安心ください。 (11月22日 21時) (
レス) id: 90ef5ae162 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 主人公（夢主）の障害又は後遺症が残たとしたら……？？ (11月22日 21時) (レス) @page37 id: c04382ac4b (このIDを非表示/違反報告)
トラさん(プロフ) - はい、なるべくならこの作品にあった内容でお願いします。どういったことでしょうか (11月22日 21時) (レス) id: 90ef5ae162 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - イナズマイレブンについて簡単に聞きたいのですが… (11月22日 19時) (レス) @page35 id: c04382ac4b (このIDを非表示/違反報告)
机田(トラさん)(プロフ) - マナさん» こんばんは！コメントありがとうございます。 (11月21日 22時) (レス) id: 8b84652de6 (このIDを非表示/違反報告)
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