初めての地２【イタリア留学編】 ページ3
「着いたよ。ここが俺たちが半年間生活する『ユピテル寮』だ！」
「おぉ〜……！」
イナズマジャパンの寮とはまた違う、落ち着いた雰囲気の寮に案内される。
さすがイタリアって感じだ……！
中に入ると、女性が一人私たちの存在に気づいた。
「あらあら、貴方が参加者のカステーロね！フィディオから話は伺っているわ」
「え、あ……はい！竜城A……です。まぁカステーロでもいいか！これからよろしくお願いします！」
「私は寮長の蒲田静音。気軽におばちゃんって呼んで頂戴な！
食事管理や寮のルールなども決めたりしているわ。
参加者の中で女性一人しかいないみたいだけど、何か困ったことがあったら相談してちょうだいな」
少しふくよかな女性が、豪快に笑う。
この人が寮長かぁ……ん？ちょっと待って。
「お、女の子って私だけなんですか！？」
「あら、説明していなかったのかい？フィディオ」
「……あぁ、忘れてた！」
「いや、その忘れてたは絶対私が女だってことでしょ！」
手をポンと叩いてフィディオは気づいたらしい。
「申し訳ないけど、食堂やエントランスや娯楽室以外は男女別で分かれていてねえ。
この扉から分かれているから、間違って男性寮の方に入っちゃだめだよ」
「は、はい……気を付けます」
「とりあえず……荷物置いたらそろそろ集合の時間だし、グラウンドに集まろうか！」
必死に話題をそらそうとするフィディオを睨みつけて、私はため息をついた。
女の子一人か……いや、まぁサッカーやっていたら気づいたら男だらけだったし、大丈夫か。
「なんとかなる……よな」
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机田(トラさん)(プロフ) - bizyuさん» 番外編も見ていただきありがとうございます！本編とはまったく関係ないわけではありませんが、奮闘している主人公をぜひ追っていただければと思います！(話は反れますがbizyuさんが四字熟語を好きだと作品内で仰っていたので、共通点があってニコニコしています^^) (1月1日 20時) (
レス) id: 8b84652de6 (このIDを非表示/違反報告)
bizyu(プロフ) - 番外編ありがとうございます！本編とはまた少し違う視点で見れるのでとても新鮮な気持ちで読ませていただいています！これからも頑張って下さい(о´∀`о) (12月31日 21時) (レス) id: 529a911b17 (このIDを非表示/違反報告)
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