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君以外考えられない*まふまふ ページ35




まふ「ねえ、これ何?」


まふくんは私の鎖骨についた赤い痕を見ながら言った。



『え?』


私は、知らないふりをする。



…そらるさんに、付けられたなんて、言えないから。


まふ「とぼけないでよ!!!
ねえ、誰かに抱かれたの?」


『だから、知らないって!!』





まふ「そんな口聞いていいと思ってるの?」



一瞬でまふくんの顔が凍りついたようになった。


とても、怖い顔。
今までで一回も見たことがないような…



『っ!やめてっ!』


私は床に押さえつけられた。


身動きをとろうとしても、びくともしない。




まふくんは、きつく私の腕を掴んで、離さない。
手首から痛みがじわじわとくる。




まふ「悪いことした人には、お仕置きしなきゃですよ
ね?」





手首を掴む手の力が一層強くなる。



まふくんは、私の首筋をぺろっと舐めた。




『んっ…やっ』



声が漏れてしまう自分も自分だ。






まふくんの唇は止まることなく、次は私の口を塞いだ。


無理やり口を開かせて、私の舌と絡ませようとする。


熱い、熱い、
啄むようなきす。





『んっ………』




長い間口を塞がれていて、息が苦しくなる。


体を動かして、何とか口を開放してもらおうとするが、やっぱりまふくんの力には敵わない。




『…くるしっ……やめてっ』



やっと発した言葉も、しっかり話せていなくて。







まふくんの唇は、止まることを知らない。



ねえ、そらるさん、助けてください。




心の中だけで助けを呼んだつもりだった。



まふ「え、」




唇が離れた。



必死に空気を求める。




まふ「どうして?どうして、そらるさんの名前が…
僕が今、Aを愛しているんですよ
どうして?ねえ、」




手首を掴む手にまた力が籠る。



ねえ、そらるさん、助けてください。
この言葉が、口に出ていた。


……………




服を力強く剥ぎ取られる。



『やめっ…ねえ、まふくん』



まふ「止めません」






もう、私が身に付けているのは、下着だけになっていた。




まふくんの手が、私の身体を滑る。



『んっ…やっ……だ…やめてっ……』




まふ「本当に、綺麗ですね、その、カラダ








…僕が、たくさん、愛してあげますよ?」





『いやぁぁぁぁぁぁ…………』

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闇月黒夜(3DSvar.) - 続編待ってます((*´∀`*)) (2016年8月11日 20時) (レス) id: 2b4684f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
れれ(プロフ) - かみゃさ@ゆかりさん» 待っていてください! (2016年8月10日 20時) (レス) id: 615ae47c22 (このIDを非表示/違反報告)
かみゃさ@ゆかり(プロフ) - 続編、作って下さるまで信じていつまでも待ってます! (2016年8月10日 17時) (レス) id: 9acb36f18c (このIDを非表示/違反報告)
かみゃさ@ゆかり(プロフ) - れれさん» いえいえ!誤字はどの作者さまにもありますから、! (2016年8月9日 9時) (レス) id: 9acb36f18c (このIDを非表示/違反報告)
れれ(プロフ) - かみゃさ@ゆかりさん» ありがとうございますっ!誤字が多くて困りますね。気をつけます (2016年8月8日 23時) (レス) id: 615ae47c22 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れれ | 作成日時:2015年12月24日 15時

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