・ ページ13
「これ、使ってください」
目の前に差し出されたのは、白いハンカチ。
泣いてるとこ見られちゃった…
そんな思いもあったけど、涙を拭くには白いハンカチを借りるしかなかった。
まふ「…ありがとうございます」
ハンカチを受け取って、どうにかそのハンカチで涙を拭いた。
まふ「本当に、ありがとうございました」
そう言って顔をあげた。
まふ「…え?A…?」
目の前には、僕がずっと会いたかったAが立っていた。
『まふくん…』
Aも驚いた顔をした。
…伝えなきゃ。君が離れて行ってしまう前に。
まふ「A、言わなきゃいけないことがある。あの時何で言わなかったんだろうって、ずっと後悔してた」
ふう。
深呼吸をした。
まふ「僕、Aが好き。ずっとずっと会いたかった」
胸がドキドキして苦しくなった。
『わ、わたしもね、言わなきゃいけないことがあるの。
私もまふくんが好き。お別れする前に言いたかった。だけど、勇気がなくて…』
そう言っているAを僕は思いっきり抱きしめた。
まふ「勇気がなかったのは、僕も同じ」
春は、再開の季節。
----------------------
少し早めの春!!!
早く春になってほしいですね
83人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
闇月黒夜(3DSvar.) - 続編待ってます((*´∀`*)) (2016年8月11日 20時) (レス) id: 2b4684f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
れれ(プロフ) - かみゃさ@ゆかりさん» 待っていてください! (2016年8月10日 20時) (レス) id: 615ae47c22 (このIDを非表示/違反報告)
かみゃさ@ゆかり(プロフ) - 続編、作って下さるまで信じていつまでも待ってます! (2016年8月10日 17時) (レス) id: 9acb36f18c (このIDを非表示/違反報告)
かみゃさ@ゆかり(プロフ) - れれさん» いえいえ!誤字はどの作者さまにもありますから、! (2016年8月9日 9時) (レス) id: 9acb36f18c (このIDを非表示/違反報告)
れれ(プロフ) - かみゃさ@ゆかりさん» ありがとうございますっ!誤字が多くて困りますね。気をつけます (2016年8月8日 23時) (レス) id: 615ae47c22 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れれ | 作成日時:2015年12月24日 15時