解説/ 〃 ページ23
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ここは『泡沫の夢、余生という奇跡』改め、
『TRUE if END ボーナスステージ』のクソ蛇足解説ページです。
特に興味ないなー、という方は飛ばす又はブラウザバックをお願いします。
まずは題名の解説。
「泡沫の夢」
日本さんのこと。正確には夢のように儚かった元国たちの人生のことを指す。
国である彼等にとって、マジヘタ世界での人生は現実に起こりようのない夢。
消えた後の未来とはいえ、まだ起きていないことは＝無いことと同義。
それでも、それに心が揺れたのなら……
そしてもう一つ。主人公(夢主)の本来の夢がここに当たります。
それが何かは後述で。
「余生という奇跡」
この世界軸の夢主の今そのもの。
本来、夢主に奇跡は訪れない。本編のアマノが言ったとおり、アマノと色々と共有をしているので世界から奇跡の枠が無いという判定をされているからです。
その代わりに「誰かと一緒にいたい」という幼い頃の願いを叶えるのがゲーム本編なのですが……それを叶えなかったifがこれ。
そんなのあんまりじゃー！となってアマノが色々と考えた結果、ご褒美をあげようという結論に。
そしてそのご褒美とは、彼女が叶えることのなかった夢の成就だった。
彼女の夢は「世界旅行をしたい」
将来大きくなったらいろんな場所に行きたい。聖地巡礼をしたい。
今は辛いけど、稼げるようになったら地球の様々な所を沢山見たい。
……その夢は、元の世界に帰れないと知った時点で潰れてしまった。
夢主が元の世界に戻れても時を遡って送れるほど近くないので、どうしても同じ時間に戻せないのは確定事項。
けれどヘタ世界なら頑張ればいける距離とみて、世界最後の
国達に見せた夢はサービス。無理矢理捻じ込んだらしい。
まあ正直な話、本編ならこんなご都合主義しません。番外編だからできた。
本来なら掴むことのない夢的な意味でも、この世界は奇跡であり泡沫の夢なんです。
あとは意図を組んでくれると思って書かなかったものとして「君が心中に前向きなのはわかったよ」の意味とか。
あれは元の世界で着ていたものに似せた服を着るほど今日は特別で、そしてその特別は今日死ぬつもりだからなんだねという話です。
実際その通り。ロマンチストだね。
さて、それでは締めに一言。
END名、実はマジヘタ世界の(元)国たちのテーマだったり。
もちろん皮肉はいっぱい込めてます。愛情が歪んでやがる……！
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