作戦会議して、特訓して３ ページ23
「…さて。僕にとってはここからが本番というか本題なんだけどいいかな？」
真剣な表情で聞いて来たため真顔で姿勢を整える。…温度差で風邪ひきそうである。
そんな事を微塵に思わせないため「どうぞどうぞ」と言葉を促せば、釈然としないのか呆れたのか。肩の力を緩め、彼は口を開いた
「…うん。じゃあ話すね。まあ何を話すかなんて君はなんとなく分かるだろうけどさ
…話すのは、この世界においての基盤。魔法についてだ」
まあ、予想通りだ。
前にこの世界は魔法があると聞いた時に随分と思うことがあったらしいし…それに私も知らなきゃヤバい部分もあるのだろう
「といってもなんとなく存在自体は知ってるみたいだから専門的な意見や見解は置いておくとして。
この世界には魔法という人間からしたら不思議な力がある。そして基本的な属性は『火・水・雷・風・大地・闇・光』の7つだ。
人は必ずしもこの中から一つの属性を持つし、稀にだけど二つの属性を持って生まれる者もいる」
パチンと指を鳴らせば分かりやすく図が現れ、夢の中は便利だと再確認する。ちなみにその図はだいたいこんな感じだ
火←水←雷←大地←風←火
光⇔闇
よくあるRPGの方程式だ。その手のゲームは沢山やりつくしたので、理解力は早い。そして、ゲーム好きの引きこもりオタクはその後の流れも察する。
「つまり、魔法が使えるように特訓しようと」
「そういう事」
答えると同時に図も消える。ちょっとエレメント事に違う絵の細工が好みだったのに残念だ。
「特に、君みたいな魔力が大量にあるのに技術力がないような奴は、念入りにしないと逆に自身を滅ぼしかねない。そうさせないが故の、特訓だ」
「だから制御用の指輪を渡したんだね。
まあ、理由は分かった。それで、訓練内容はどんなの？」
急かすように聞くと、アマノは企みの笑みで応える。
「それはね−−」
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津田刑部(プロフ) - ペポさん» わわ、ありがとうございます！まだまだ拙くキャラも全く登場していないですが、頑張って最後まで漕ぎつけようと思います！ (2019年2月15日 22時) (
レス) id: de60c3f2db (このIDを非表示/違反報告)
ペポ(プロフ) - スッゴク面白いです！無理せず頑張って下さい！ (2019年1月3日 17時) (レス) id: 98f13d03ca (このIDを非表示/違反報告)
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