1 ページ2
どんどんと夏が近付いていく高2の春 。
隣にいる元太の話に相槌を打ちながらも
全然話は聞いてなくて 。
俺は 、もう話しかけることすら出来ない
俺の好きな 大好きな人の姿を
思い浮かべてる 。
1年ちょっと前までは話せてたのにな 、、
なんて自分から
突き放したも同然なのに思っちゃうな 、笑
元「…… 海斗?」
『……』
元「…海斗 、!!」
『!? … あ 、ごめん 、、』
元「体調悪い 、?」
『ごめん 、考え事 。』
元「ならいいけど …
いつでも話聞くからね 、?」
『ありがとな 、笑』
なんて返したものの 、、
ごめん 。元太にこんな話出来ねぇわ 、
______
元「海斗 、また明日!」
『また明日な 〜 、元太 。』
・
・
『また1人 、か …』
1人になって思い出す俺の好きな人 、
" 宮近海斗 "
高校生になって全然話さなくなったのに
俺の頭の中ではちゃかの存在が
大きくなるばっかりで 。
話せなくしたのはほぼ俺なのに後悔して 。
落ち込んでたのもあって話はするけど
一緒に帰る位に仲良くなれた
クラスメイトは1人もおらず 、
放課後 、部活に所属していない俺は
1人で家に帰って忙しい両親に変わって
家事をして 。一応勉強もね 、、?笑
こんな事になると思ってなくて
少しレベルの高いちゃかと
同じ高校にしちゃったから
勉強について行くのが大変なんだよね 、、
あとなんか最近ちょっと調子悪いし 、、
… 俺 、なんかちゃかいないと
ダメダメじゃね 、、?
21人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:未来 | 作成日時:2023年3月19日 7時