場地のヨメ２

スキ×スキ 90 ページ41

最近は一緒に登校していない。
理由は喧嘩をしているから。
喧嘩した次の日は千冬がすごく心配してくれたけど、圭介と行きたいであろうから気にしないように伝えた






だから途中まで1人で行ってる。






「Aおはよ」



『ケンちゃん、おはよ』






いつもならふざけたりする私がずっと下向いてるから心配になったのだろう。私の顔を覗きこんできた。






「場地と何かあったか」




『…別に』




「別にじゃねえだろ。何があったか言ってみろ」







昨日あった出来事を全部話した。
話してる途中で涙が堪えられなくて思わず泣いてしまった。







「龍宮寺くんが青井さんを泣かしてるよ…」




「変なことに絡まれてるのかな…」







泣き出した私をみた周りの人たちがコソコソし始めた。






『ごめん…公園で話そ…』




「そうだな…」






ブランコに座って話し始めた。





『私だけだと思ってたの、優しい顔で笑いかけてもらってるのは…でも違った…
その女の人のほうが美人だし…スタイルいいし…私じゃ敵わなくて…』





自分で言っててもっと悲しくなった





「ちゃんと本音で話し合ってみろ。
自分が思ってることを全部伝えろ。
それでも場地が変わらなかったら別れてもいいんじゃねえか？」







1回話し合ったほうがいいよね…






今日圭介を呼び出そうかな

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