場地のヨメ２

スキ×スキ 54 ページ5

「おい、なんだこの靴の量は。浮気にしては多すぎねぇか？」





玄関で圭介がブツブツ言ってる。
まあスルーしとこう。





「おい、聞いてんのか。A」



圭介がドアを開けた瞬間に全員がクラッカーを鳴らした


ﾊﾟｧｧｧｧﾝｯ




「「「「「場地(さん)、おめでとー！」」」」」






圭介が驚いた顔をしている




『圭介、おめでと』



「...お前ら...ありがとなっ！」





あ、ちょっとウルウルしてる




「よし、飯食おうぜ。腹減った」


「そうだな、タケミっちー千冬ー一虎ーこれ運べ」


「三ツ谷、俺に指図してんじゃねぇよ」


「いいから手伝え、一虎」


「チッ」







なんだかんだいいながら一虎も手伝い始めた



「これ、Aが計画したのか？」


『そうだよ。みんなすごく張り切ってくれてさ笑
まあつまみぐいしてた人たちが数名いるけど』




そう言って笑ってると抱きしめられた




「こうやってみんなと馬鹿できんのも、Aのおかげだ。
ありがとな」


『いえいえ。』


「一虎、マイキーを悪に染めねぇようにしてくれてありがとな」


『そんな、大袈裟だよ』





「お前らイチャついてんじゃねぇよ！」


「マイキーうっせーぞ」

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