場地さんには妹がいます。３

１３９話 ページ43

マイキーside



最近、Aと二人の時間がない。
だいたい千冬か三ツ谷、八戒、誰かどうかいる






マ「なあ、ケンちん。最近Aの近くに三ツ谷とか
千冬が絶対いて二人きりにしてもらえねぇんだけど」







ド「お前がなんか悪さでもしたんじゃねーか？」







俺なんかしたか？
前にAから別れを告げられたけど俺未だに納得してねぇし







マ「えー、なんだろう。元々モテてんのは知ってたけどさぁ。
あいつら本気でAを狙ってるよな。」






俺だって焦ってるよ。Aが取られちゃいそうで怖い。







ド「マイキーとは別れてるからAが誰と付き合っても何も言えねぇだろ」







マ「は？やだよ、Aは俺の女だし！」







ド「お前はそう思っててもAはどう思ってるかわかんねぇじゃん。
自分優先で考えるんじゃなくて相手優先で考えろ」







マ「Aのこと考えてるよ。めっちゃ心配だし、ずっとそばにいたい」







ド「Aってさ、寂しがり屋だろ？家族なくして相当寂しがってる。
だけどお前はいつも香音を連れてるだろ？
香音がいることでAはマイキーに頼れねぇんだよ。
香音とAがバチバチしてんのはわかるだろ？」






マ「うん」







ド「お前は優しいから香音に冷たくできないのかもしんねぇけど、
その優しさがAを苦しめてんだぞ。
好きな女以外には特別優しくする必要はないと思うぞ」









俺のせいでAが苦しんでいたのか....

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