場地さんには妹がいます。３

１３６話 ページ40

千「なあ、A」






『ん？』






圭介から譲り受けたバイクに乗せてもらってる






千「お前、三ツ谷くんに告白されたっしょ」








『へっ？！な、なんで！？』







千「わっかりやすｗこの前三ツ谷くんと帰った後から二人の様子が変だったから」







『うー、千冬すごいね』







千「とうとう三ツ谷くん言ったのか...(ﾎﾞｿｯ」






『んーなに？』








千「別になんでもねーよ。付き合うの？」







『んー、今真剣に考え中』








千「てかマイキーくんは？」







『ん？だって、万次郎は白鳥さんと付き合うでしょ？
私の出る幕はないよ』








千「え、あの二人が付き合うはないでしょ。だってマイキーくんは、まだ...」







『ねえ千冬。家くる？』






千「へっ！？なんで？」






『一人でご飯食べるのやだ。寂しい』






一人でご飯食べてると寂しくて食欲がなくなっちゃう。






千「あ、そういうことな。じゃあ、お邪魔させてもらうわ」






『じゃあさ、スーパー寄ってほしい♡』







最近ご飯あんまり食べてなかったから食材すら買ってなかった。
これからは自分でご飯作ったり、家事をしなきゃいけないのかー。
まだ中１なのに一人暮らししてるみたい






千「寂しくなったらいつでも言えよ？
家近いんだからいつでも会いにいくよ」






『千冬って良い彼氏になると思うよ。彼女作んないの？』





急に黙り始めた。え、地雷かなにか踏んだ？









千「じゃあさ、俺の彼女になってよ」









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