場地さんには妹がいます。３

１３３話 ページ37

『ねえ、ケン』








ド「あー？」








『好きで好きでしょうがないって、相当好きってことだよね』








ド「あ？どゆことだよ」








『いや、言ったとおりだよ。なんで理解できないんだよ』








ド「なんでキレてんだよ」







『理解力なさすぎー』







ド「お前の語彙力なさすぎー」







私はアップルパイを買って、ケンはソフトクリームを買った。
まあ、アップルパイはケンが買ってくれたんだけどね。







ド「なんだ、誰かに言われたのか」








『へっ？ち、ちがうよ。友達の話！』








ド「お前、女友達、エマとヒナちゃん以外にいんの？ｗ」







エ、ナニコイツ、失礼すぎない？








『はぁ？香織ちゃんだっているし！？』








ド「誰だよ、香織ちゃんって」








『この子。前助けたら懐いてきて。すごく可愛いの。
クラスでも人気の女の子なんだよ』







私がケガして学校に行くと手当をしてくれる。
一緒にプリクラ撮りに行ったり、結構仲良くなった







ド「よかったな、香織ちゃんとお友達になれて」








『うん！』








違う、話が脱線してる。
香織ちゃんの話もしたいけど、私が聞きたいのは隆の発言のこと。

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