場地さんには妹がいます。３

１３１話 ページ35

三ツ谷side




これは言っていいのだろうか。
俺の気持ちを正直に伝えてしまったら、きっとAは困る。
今の関係が壊れてしまうかもしれない。








でも誤魔化したくねえんだよなぁ








『言えないなら無理には聞かないよ....？』









一か八か








隆「Aのことが好きなんだよ」








『え、でも好きな人が.....もしかして、あの話って.....私？！』








隆「そう、Aのこと」








『えっ、だとしたら私の言動最低じゃん！
全然気付かないくせに、応援しようとして.....
気付かなくてごめん....』







Aはアワアワし始めた






隆「ぷっ....ｗｗｗ」







『何笑ってんの！もー！』







隆「だって、アワアワしてるAおもしれーんだもん。
お前のそーゆー素直なとこも好き」







『やー！そんなに直球で言われると照れちゃうじゃん！』








次は顔を真っ赤にしてポカポカ殴ってきた
さすがに抗争中のあのパンチとは違って優しい可愛いパンチだった






隆「ほんとにおもしれぇｗｗｗAを見てると飽きねえｗ」








『笑ってんじゃないよー！んもー！』








可愛いんだよな、ほんとに。
もう好きを通り越して愛おしい。






隆「俺、Aが好きで好きでしょうがねぇみたい。
だから付き合ってほしい。俺の彼女になってほしい。」








『ちょっ、直球....！←』







隆「別に返事はすぐじゃなくていいから。
ゆっくり考えて答えを出してな」







マイキーと別れた今、ガチで狙ってるやつは何人もいる。
負けてらんねぇ

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