場地さんには妹がいます。３

１１８話 ページ22

それ以来東卍のやつらには会ってない。
会いに行ってないわけじゃなくて、お母さんのお見舞いに行ってるから忙しくて







母「最近東卍はいかないの？」







『私、東卍やめたの。だからもう不良じゃないよ』








母「それでいいの？Aは。
本当は戻りたいんじゃないの？」








戻りたいけど…







『戻らない。これ以上大切な人を失って傷つきたくないの』








圭介を失ったときの心の穴はこの先埋まることはない。







母「でも、Aの大切な人たちって東卍の子たちでしょ？その子たちを失わないためにも東卍に戻ったほうがいいんじゃないの？」







母「後悔ないように生きなさい」








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病院からの帰り道、みっちと白鳥さんが不良に囲まれてた。
それも相手は埼玉を牛耳ってる「魔琉墓露(マルボロ)」







なんでそんなヤツらがいるわけ？






まあ、とりあえず助けるしかないよね





『おいおい、魔琉墓露のみなさんが渋谷になんの用？』








魔「あ？てめぇなんだよ。俺らは東卍に用があんだよ！部外者は黙ってろや！」








まあ、確かにやめたから部外者だけど








『あぁ？東卍の壱番隊副隊長の場地Aだよ！東卍に用があんなら私が相手するよ？』









『みっち、白鳥さんを連れて逃げてくんね？
こいつらは私がなんとかするから。
あと、万次郎たちにこのこと言わないでね』









武「でも…」









『いいから行け！』

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