場地さんには妹がいます。３

１１６話 ページ20

万次郎は抱きしめてきた







マ「会いたかった…A…」








『万次郎…』









マ「ごめん、Aは抗争中も周りを見てるもんな。そんなAの意見に耳を傾ければ良かった…」







『別に、もういいよ』








マ「お願いだ、戻ってきてくれ。Aがいないと…」







『ごめん、戻らない。
私もう一般人になろうと思ってるから。』








マ「…そっか。
じゃあ俺の彼女は…？」








『それもごめん…
意外に嫉妬深くてさ、白鳥さんと万次郎を見てると凄く辛くなるの。
私の万次郎なのに、って思っちゃって…』







万次郎は抱きしめてる力が強くなった








マ「俺の彼女はAだけだよ。この先も」








マ「Aと会わなくなってからさ、精神的にも体力的にもすっげーしんどくなって。何もかも上手くいかなくてさ…」







マ「今は前の関係に戻らなくていい。こうやってたまに会ってくれねぇ？それでいいから…」







たまに会うくらいならいいかな…








『分かった、いいよ』








私自身も寂しかったし、やっぱり東卍のみんなのこと大好きだしなぁ…

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