【東京喰種】ー喰種駆逐特攻隊ー (ページ2)

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「あー。お嬢だぁ！迎えに来てくれたのぉ？ありがとぉ」

どーもぉ、寝ぼけ状態でおはようございます。

銀閣寺左京です。

今、喰種狩りの真っ最中なのですよぉ。

「そんな、ふぬけた声を出して！A様の前で恥ずかしい！そもそも貴方という人は！」

「そんなに怒ってやるな。左京もあまりウロウロするなよ。狩りは出来たか？」

「はぁい。完璧にー。それよりもぉ……喰べていいですかぁ？」

僕は、周りにボロボロとある喰種を踏みつけながらそう言った。

本当は、お嬢を喰べたいけど……………………………………ね。

「嗚呼。腹が減ってるんだろう。遠慮なく喰え。骨も髪の毛一本も残さずに」

「それは、嫌だ。さすがに髪は喰いたくないよお嬢」

あ、目が覚めた。

ふにゃふにゃギンカクからキリッとギンカクに大変身！

なんちゃってー。

「左京。いい加減にして下さい！でも………私も貰って良いですか？左京」

「しょうがないな。右京は、いつも我慢するんだから。良いよターンと食べなよ」

そう、僕も右京も喰種。

ただ、人間を食べない。

お嬢との約束だもん。僕達を拾って育ててくれて優しくしてくれた。

お嬢との約束だもん。

一番辛いのはお嬢なのにね…………………………。

どうにもしてあげられないのが、僕も右京も辛いよ。

だから、側にいるんだ。お嬢の隣にいつまでも……………………………………………。