ココア系女子ＶＳコーヒー系男子 2

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すると、女子の群れをかき分けて菊池が私の元へ歩いてきた




ポケットに手を入れて。





菊池｢…お前ほんっとバカなのな笑｣



｢そんなの知ってる…｣




菊池｢俺の何を知ってんの、？｣



あぁ、もうダメかな…



やっぱり本当に嫌われるのかな




菊池｢…俺が、
今日やった行動、今日言ったこと…
お前のこと本当に嫌いだったら、出来たことかよ｣









｢…ぇ｣




菊池｢マジで嫌いな奴に、俺はあんな事言ったりしねぇし、抱きしめたりもしないけど｣









菊池は私の前まで来ると頭に手を乗せた。




菊池｢お前泣き顔ブスだな笑…
お前の涙なんか、もう見たくねぇ…｣





そのまま私を頭まで包み込んで抱きしめた。


極めつけの一言も。


菊池｢あくまで泣き止むまでだかんな。


好きって意味じゃねぇから｣









中島｢ぃよっ！男気あるぅ！｣←





『…自分のとこ行こっ』



中島｢お前らさ…
何もかも思うように行くと思ったら、
まじ大間違えだかんな｣




健人は女子に睨み効かせるし


マリちゃんははやし立てるし…←



私は菊池の腕の中だし…



菊池｢席戻んぞ｣



｢うん…｣

腕を解かれ、私たちは席に座った。




菊池には頭が上がらないよ…



｢ありがとう、菊池くん…｣


菊池｢は？何聞こえない←｣


｢ありがとうー！｣

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