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第七話 ページ7

【Aside】

弥「薫!腹減ったってさっきから言ってんだろ!」

薫「うっさいわね!今Aさんと話してんだからその間に用意しとけばいいでしょ!」

弥「なんで俺がやって当たり前みたいになってんだよ!」

まるで兄弟喧嘩のようなやり取りに少し驚きつつ、剣心と少し話す。

A「昨日はごめんね、東京に来て「流浪人」とか「緋村」とかばっか耳にするから、もしかしたら剣心の名を騙る人間がいるんじゃないかと思って、あんなことしたの。」

剣「そうでござったか。Aは何故東京に?」

A「私も流浪人になったの。5年くらい前からかな。あ、今日中には出ていくから。」

その言葉に反応したのは、剣心じゃなくて薫さんだった。

薫「え?しばらくいればいいじゃない。」

A「えっ?」

薫「Aさんさえ良ければだけど。剣心とも仲いいんでしょ?」

さも当たり前のことのように言うから、未だ少し状況が飲み込めない。

自分の頭の中で薫さんの言葉を少しずつ噛み砕きながら整理していく。

つまり、つまり。

いてもいいと、言ってくれたんだろうか。

いきなりやってきたかと思えば「少し手伝ってほしい」などと言った挙句、一晩厄介になった私に、いてもいいと、そう言ってくれたんだろうか。

A「……いいんですか」

薫「ええ。何も問題ないですよ!」

A「私、まだあなたに色々隠してますよ?」

薫「いいですよ、そんなの。剣心の時も言ったけど、私人の過去になんかこだわりませんから。」

A「……!」

…なるほど。

道理で、剣心がここに留まるわけだ。

どうせ行くあてのない剣客。

A「いつ何処へ流れるかわかりませんよ。」

薫「それも剣心の時に了承済みです!」

いてもいいと言ってくれるのなら

A「じゃあ、しばらくご厄介になります。よろしくお願いしますね」

遠慮なく、いさせてもらおう。

終わり ログインすれば
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夜紅@甘味(プロフ) - ええ!?終わっちゃてる!?もしよろしかったら、続き書いて頂けるとめっちゃ喜びます... (2021年5月22日 18時) (レス) id: 357a418903 (このIDを非表示/違反報告)
名無し93720号(プロフ) - 2021年も読んでいます!更新待ってます!! (2021年4月22日 18時) (レス) id: 8dfcdb0128 (このIDを非表示/違反報告)
イチ - 面白かったです早く更新してください (2019年7月30日 12時) (レス) id: daad10c58f (このIDを非表示/違反報告)
コルン。(プロフ) - ゆうみんさん» なにも考えてませんすみません!!笑笑 いま更新しました、サボっててすみません!! (2018年9月19日 17時) (レス) id: 9105260991 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - けんしんて彼女ちゃんが好きなのかなあ、これから楽しみだは次回はどうなる (2018年8月17日 21時) (レス) id: 4265bc9f8c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コルン。 | 作者ホームページ:http://Written by korn.nosv.org  
作成日時:2018年4月13日 1時

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