孤児の殺人鬼達【オリジナル】 (ページ5)

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4.集合ページ5

あんなに騒がしかった食堂は静かになった

「あ、あの…？」

？「アンタ…東棟の守護神でしょ」

「そ、そうですけど…」

俺の腕を掴んでいるのは黄色のパーカーを着た小柄な少年

え、え…

お、俺…何かしたっけ？

？「僕と一緒に来い」

「いや…あの？」

？「ロウ、さすがに困ってるぜソイツ」

まって！もう１人来たんですケド

次は紫のパーカーの子だよ…

ロウ「うるせえよサナ」

サナ「いひひっw…あ、俺は邪魔かもしんねえ」

「…え？」

？「おい、お前」

「「！？」」

？「お前だよお前、黄色のチビ」

ロウ「誰がチビじゃボケ」

もう１人やって来たよ！？

まってよ…俺、どうすればいいの！？

？「俺もソイツに用があるんだよ」

その人は赤いトレーナーを着ててオーバーオールをすっごいゆる～く着ている

？「なあコウ、ボク邪魔だねえ」

赤い人の隣にいつの間にか現れたのは猫耳が付いたフードを着た人

まってよ、状況が理解できない…

コウ「だな、下がっとけよハル」

ハル「りょ」

なんだこの空気…

すると、詩が面倒くさそうな顔をしながら歩いて来た

詩「おいおい、冗談だろ…」

「う、詩～」(泣)

詩「なんだよこれ…」

はあ、とため息をつく詩

俺だって好きで捕まってるわけじゃないよ(泣)

ロウ「なに、僕が最初に話しかけたじゃん」

コウ「なんだよ、俺だって用があるんだよ」

あの…お二人方？

火花が散っておりますよ…？

麗音「ちょ、ちょっと…ここは公共の場ですよ？この施設の子供が全員集まるんですから落ち着いてください」

闇夜「さっすが麗音やなw」

遊「それなw」

あ！優しい殺気！

えーっと……麗音さん！

麗音「話すなら他の場所にしましょうよ…ね？」

「「……」」

睨み合う２人

えっと～………ロウさんだっけ？

とりあえず手を離してほしいなぁ…

コウ「行くぞ……ハル、悪いけど飯部屋に置いといてくれ」

ハル「はい！」

確か…コウさん？がスタスタと歩いて行ってしまった

猫耳さんがビシッと敬礼をして言う

ロウ「サナ、僕もよろしく…行くよ」

「え、ちょちょっと！？……あ、詩！俺はいいからね！」

サナ「了解しやした～」

詩「気をつけろよ」

あ、あの…ロウさん！引っ張らないでええええ(泣)

麗音「ごめん、僕のも運んでおいて！」

「「はーい」」

麗音さんは急いで俺達の所に走って来た