桃色担当二人の妹ちゃん【stxxx×iris】

にじゅういち ページ23

Aside


今日はバレンタインではなく、バレンタインから数日経ったある日です


ない「じゃ、じゃあAのことよろしく…ね？」


悠「おん」

いふ「ないこ、そろそろ行けって…」

今日、ないにぃは大事な仕事があるしさとにぃはライブのリハとかで今は忙しい

それに、今日は幼稚園がやってない


ってことで、まろとゆうくんに預けられることになったんだけど10分くらい前からずっとこの会話してる…

そしてないにぃが私から全然離れようとしない……


『ないにぃ、そろそろおしごとおくれちゃうよ…？』

ない「…A〜(泣)」

いふ「やから、はよ行けって」


ない「うぅ……いってきます…」

『いってらっしゃい！』

できるだけの笑顔で言ってみたんだけど…


ない「可愛いいい"ぃ"ぃ"(泣)」


まろにき「「…………」」

ゆうくんとまろ、引いちゃってるよ…


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悠「そんじゃ、ないこも行ったことやしお菓子作るか！」

いふ「『お〜!!』」

いふ「アニキ、なに作るん？」


悠「キャラメル作ろかな思っとるんやけど、キャラメルでええ？」

『うん！』

いふ「じゃあ、作るか」



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まろにき「『できたーー！』」

いふ「アニキ、味見してもええ？」


悠「まあ、いっぱいあるしええよ」

『Aも!!』

めっちゃ美味しそうなキャラメルができた…！

絶対美味しいと思う！！


悠「俺も食うか」

いふ「まろこれ食べる〜！」


『Aこれ！！』

悠「ほい じゃあ」


まろにき「『いただきます！』」


まろ「うま✨」

『おいしい…✨』

悠「結構うまくできたな」


『まろ、ゆうくん、Aの為にありがと！』

実はこれ、まろとゆうくんに事前に言って手伝ってもらったんだ

バレンタインのチョコの代わりにさとにぃとないにぃにあげようと思って


まろにき「！」


悠「また、いつでも言ってや」

いふ「俺も、何回でも手伝ったるよ」


『うん！』




その日の夜、成人済み男性２人の叫び声と泣き声が合わさったような声が桃井家に響いたとか


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バレンタインに送るキャラメルに込められた意味‥一緒にいると安心する

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