関西の雪の華Ⅸ (ページ7)

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数日後

ラウールとのダンス練習をしよると

ｶﾞﾁｬｯ

向井「お？誰？」

扉が開いて

末澤「お疲れ様です」

『せーや！』

緊張気味なせーやが稽古場に入ってきた

一旦練習を止めて勢いよくその腕の中へ

末澤「うおっ！？」

『ホンマに来たぁ！』

末澤「お前が来い言うたんやろが…」

そう言ってコツンって弾かれたおデコ

久しぶりにやられたな〜(笑)

深澤「まぁまぁ(笑)…こっちでゆっくりしてって？」

末澤「あざす」

『こっち！』

末澤「おまっ、引っ張んな！(笑)」

せーやの腕を引っ張ってじーこの隣に座らせる

そして私もせーやの反対隣へ

向井「末澤…」

末澤「何やねん……」

向井「俺に会いたかったやろ？」

末澤「別に？」

向井「ほんま素直やないんやから〜！」

そして始まった同い年のイチャイチャ？(笑)

意外に好きやねんな、すえこじ

『楽しそうやね』

末澤「どこが！？」

向井「せやろ？すずも入ってき」

『んふ(笑)せーやぁ♡』

私とじーこでうざ絡みしていけば、

ほら、

末澤「あ～！何やねん、お前ら！(笑)」

元通りのせーやに

『どぉ？ちょっとは元気になったやろ？(笑)』

末澤「逆に疲れんねん(笑)」

　
向井「え？もっと？(笑)」

　
末澤「言うてへん！(笑)」

うん、もう大丈夫みたいやね

やっぱり関西の狂犬はこっちの方がお似合いやで？

『狂犬は狂犬らしく突っ走ってたらええねん』

『せーやの周りには一緒に走ってくれる人たちがおるんやから』

末澤「…おん」

あなたがまた明日から、Aぇ！の赤色として走り出せますように

関ジュ全員が幸せな未来を歩めますように

そう願いを込めて、呪いをかける

『大好きやで』