関西の雪の華

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次の日…




ｼﾞｬﾆｰ「よく寝れた？」


『おかげ様で。ありがとうございます』




ロビーに行くとジャニーさんはもう居って


「集合15分前だよ」って笑われた




ｼﾞｬﾆｰ「お母さんに電話したらね、「卒業式には帰って来てね」って言ってたから」




ってことはしばらくこっちって事か〜……


また向こう帰ったらまとくんに色々聞かなあかんな〜




ｼﾞｬﾆｰ「とりあえず2週間くらいの予定だから。いっぱい見学してって」


『うん…』


ｼﾞｬﾆｰ「どうしたの？」


『私ってジャニーズにいるんかな？って。グループも組めへん、バックでも踊られへん。そんなのジャニーズにおっても何にもならん』


『ジャニーさん、私は必要ですか？』




ずっと気になってたこと


何もできへん私が悔しかった


周りのみんなは先輩のバックとか、たくさん場数を踏んでるのに……




ｼﾞｬﾆｰ「YOUは必要だよ。だからスカウトしたんだ。この滝沢歌舞伎に関わることがYOUの将来の糧になる」


『…はい』


ｼﾞｬﾆｰ「タッキーもね、YOUのことは気にしてたんだ。関西にダンスが上手い女のコがいるけどって。一緒に仕事してみたいとも言っていた。だから今回のことを話したら喜んでたよ」




滝沢くんが…？


確かお会いしたのって数回しかないよな…


それやのに気にしてくれてた？




ｼﾞｬﾆｰ「だからYOUは心配しなくていいよ。未来だけ見てればいい」


『はい』

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