文豪ストレイドッグス 〜清掃員でアルバイトしてたら自称名探偵から告白されました！？〜

９話、目を覚まして ページ9

乱歩「じゃ、行こう」


A「了解です。行きましょう」


乱歩「うわあっ！？」


A「ひゃあ！？」






し、信じられない‥









僕達浮かんでる！？









〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



あまりにも驚いたので









変な声を出してしまった‥









ってか私達／僕達









「どこ行くの！？」









そして私達は港に着いた









ドサッ









A「わっ！」


乱歩「わぁっ！」



ドシッ








A「ら、乱歩‥重いです‥」


乱歩「あ、御免！」








そう言って乱歩は



私に手を差し出してくれた







A「ありがとう」







私の気持ちを言葉にすると








乱歩は









耳がかすかに赤かった









乱歩「ほっ、ほら！行こう！」


A「は、はい‥」


芥川「待て、行く必要などない」


乱歩「！」


A「りゅ、うちゃん‥」


芥川「湊、こちらに来い」


A「‥‥それは出来ない」


芥川「何故！？」


A「私は‥龍ちゃんが本当にこれで
良かったのかは分からないけれど‥」


芥川「黙れ！黙れ、黙れ黙れぇぇぇぇぇぇ！！！」


A「龍ちゃ‥！」


芥川「羅生門！」


A「！」


乱歩「Aさん！」


ガッ


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

僕が叫んだ時はもう遅かった





A「龍ちゃん！目を覚まして！」


芥川「黙れぇぇぇぇぇぇ！！！」




グサッ




A「っ！！」




花火のようにAさんの足から血が溢れ出る




乱歩「Aさんっ！」


芥川「おのれ‥‥おのれぇぇぇ！！！」



A「乱歩‥っ！」






ヒュッ






僕の目の前に刀が飛んで来た






カキンッ






金属音がした







その刀は透き通った青色の光を









放っていた









Aさんが投げて









僕が羅生門を









当たらないように









してくれたんだ









芥川「運が良かったなこれだけで済むと思うなよ
武装探偵社！」



A「乱歩！気をつけて下S‥」



乱歩「Aさんッ！」





そう言ってAさんと芥川は









一緒に消え去ってしまった









僕に残ったものは









透き通った青色の光を放った









Aさんの瞳の色の









刀だけだったー

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