文豪ストレイドッグス 〜探偵社のメイド〜

４話、国木田さんと ページ4

A「国木田さん！」


国木田「なんだ？」


A「次の事件私と国木田さんで行くんですって！」


国木田「そうか、わかったありがとう」


A「いえいえ！メイドですので！
なんなりとご命令を！」


国木田「‥お前は自由になりたいと思わんのか」


A「じ、ゆう‥」


国木田「いや、なんでもない行こう」


A「はっ、はい！」


ー 事件現場 ー


A「ここで男性の遺体が見つかったそうです」


国木田「‥‥」


A「国木田さん？」


国木田「あ、あぁなんだ？」


A「大丈夫ですか？」


国木田「大丈夫だ」


ー そして ー


A「事件解決しましたね」


国木田「そうだな」


A「国木田さん、帰りましょう」


ー 探偵事務所 ー


国木田「‥‥」


A「あの、太宰さん」


太宰「なんだい？」


A「国木田さんって何かありました？」


太宰「？いや無いと思うけど」


A「そうですかありがとうございます
(ニコッ)」


国木田「如月、出かけるぞ」


A「はい！」


タッタッタッ


乱歩「‥あー、あー」


太宰「いいの？Aちゃん取らなくて」


乱歩「‥‥好きじゃないし」


太宰「新聞見るふりをしてAちゃんを
覗くのはやめた方がいいけどね
紳士的に話しかけた方がいいよ」


乱歩「！！」


太宰「あたりみたいだね？」


乱歩「‥好きじゃないってば」


太宰「じゃあ嫌い？」


乱歩「そういう訳じゃ‥！」


太宰「まぁ、僕も好きだし早めに言った方が
いいよ」


乱歩「‥」


国木田「すまん、忘れ物をした」


A「早いですってば！」


国木田「メイドは俺についてくればいい」


A「せっかちさんですねー」


乱歩「如月さん！」


A「はい、なんでしょう？」






彼女はクルリと回って



こちらを向いた



乱歩「今度僕と‥！」


国木田「如月、行くぞ」


A「あっ、はい！
ごめんなさい！また後でお話しましょうね(ニコッ)」


乱歩「あ、うん」


タッタッタッ


太宰「面白くなってきたね」


乱歩「‥」









僕は負けない









絶対に

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